あらすじ
■最小限の力で最大の成果を生み出す57のスイッチ
生産性の向上や働き方改革が叫ばれ、ワークライフバランスやメンタルヘルス、
など、「仕事の量」から「仕事の質」へと転換する必要が出てきます。
そして新型コロナウイルス騒動でリモートワークが一般化したことで、
定性から定量へ大きくシフトしていく人事評価にも対応しなければなりません。
無駄な仕事を極限まで消し、成果を最大限にする「超効率ハック」を、
【時間・段取り・コミュニケーション・資料作成・会議・学び・思考・発想】という
8つのカテゴリに分けて57個解説します。
■「他人に振り回されて、疲弊してしまうことが多い」
「目の前の仕事で手いっぱいで、部下や後輩のフォローがしきれなくなっている」
あなたはこのような状況に陥って、疲れ果ててはいないでしょうか?
ここで大切なのが「面倒くさい」という気持ち。
なぜなら「面倒くさい」からこそ、それをモチベーションに「無駄な作業」をなくす工夫をし、
生産性を高めることができるからです。
■【本書の想定読者と特長】
本書の内容を最大限に活かしていただけると想定している読者は、次の通りです。
①仕事の遅さや残業の多さに悩む若手ビジネスパーソン
②現場と管理の両方に忙殺されているプレイングマネージャー
③子どものお迎えの時間までに仕事を終えたいワーキングマザー
④会社の上層部から働き方改革を迫られている中間管理職
⑤社会人として仕事のイロハを学んでおきたい新人社員・就活生
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
良書でした。仕事を早く覚えたい!終わらせたい!と思いがちな人は、まずは落ち着いて、考えるベースが必要。作業の目的だったり、そもそも必要?と疑ったり。
Posted by ブクログ
仕事を進めていく上での基本動作だけでなく、一歩抜き出るプラスαが学べます。
いわゆる「できる奴」とは、これができてる人だと思います。
新入社員や、新入社員が配属になった上司にもオススメです。
Posted by ブクログ
仕事の生産性を下げるのは、実は「考えが煮詰まる」という思考系や「アイデアが出てこない」という発想系である場合が多い。
その2つを章を割いて解説してくれてるのはとてもありがたい。
また、次点では「急な飛び込み仕事が入る」「頼まれ仕事を断れない」などの対人系だが、こちらも「コミュニケーション術」として一章が割かれているのが秀逸。
Posted by ブクログ
これ一冊読んで愚直に実践していけば、確実にビジネスの生産性は上がると思います。
「努力してマスターする」というよりは「頭のスイッチを切り替える」だけで実践できる方法が描かれているので、取っつきやすいと思います。
Posted by ブクログ
これ一冊読んで愚直に実践していけば、確実にビジネスの生産性は上がると思います。
「努力してマスターする」というよりは「頭のスイッチを切り替える」だけで実践できる方法が描かれているので、取っつきやすいと思います
Posted by ブクログ
知識を得るための読書から思考を巡らせ見解を生み出す読書をする。知識よりも経験することで経験値を上げる。この世の中に正解など存在しない、可能性が存在するだけ。「現状から考える」より「未来から逆算する」
Posted by ブクログ
●段取りが苦手な人は、ほぼ例外なく段取りを「曖昧なイメージ」で捉えている。その結果「何から着手していいかわからない」という状態になりがち。
●仕事が早い人とは、作業スピードが速い人ではなく、必要のない作業を見極めて、やめてしまえる人。
Posted by ブクログ
仕事が速い人はこれをやってたんだな、ということがよくわかった。
処理のスピードというより、見ているポイントの違い。
実用的なのに目からウロコ感があります。
Posted by ブクログ
効率的な仕事の仕方だけでなく「なぜそうすべきなのか?」という理由もわかる。
管理職が部下に教えるときに携えておくと良さそう。
また、仕事の質を高めたい若手社員や新人におすすめ。
Posted by ブクログ
著者の前作「推論の技術」を読んで、こちらも読んでみました。
前作の「推論の技術」は「頭の使い方」の話でしたが、こちらは「頭の切り替え方」を通して生産性を上げる話なので、より実践向きです。
また前作とは異なり1つ1つのハック術が5分程度で読め、わかりやすい言葉と図解で説明されているので、読書が苦手な人も読みやすいと思います
Posted by ブクログ
★「努力をする」のではなく「努力をしなくても済む工夫をしよう」
★「量をこなす」のではなく「質を上げよう」
★「知識を覚える」のではなく「法則を見抜こう」
★「スピードを速くする」のではなく「必要のない作業を見抜いてやめよう」
★「他人と比べて落ち込む」のではなく「昨日の自分と比べて成長実感を得よう」
★「正解かどうか決断に悩む」のではなく「決断を正解に変えよう」
Posted by ブクログ
時短術の本かと思いきや、実は思考の癖を正し自信を取り戻すマインドセット本だった。完璧主義や正解思考に縛られていた自分に「目的思考」「相手視点」「抽象化」の重要性を気づかせてくれた。シングルループとダブルループ学習、具体と抽象の行き来など、前提を見直す視点が満載。まさに“自分が自分を苦しめていた”ことに気づかされ、救われた感覚すらある一冊。
Posted by ブクログ
仕事、段取り、会議などの生産性を上げるHack(工夫)が説明されています。新しい発見はなかったですが、初任者が1冊手元に置いておくにはちょうど良いと思います。
紙で持っておいて実線や気づきを書き込んでいくイメージで。
(表題)
・時間の生産性
・段取りの生産性
・コミュニケーションの生産性
・資料作成の生産性
・会議の生産性
・学びの生産性
・思考の生産性
・発想の生産性
Audibleで視聴 ※このやり方はお勧めできない
Posted by ブクログ
内容は既視感のあるものばかりだった分、57個のハックのうち、どれだけできているかを確認するチェックリスト的な役割の本として活用できた。
「知っている」と「できている」の差は大きく、
「できている」と「毎回できている」の差も大きい。
Posted by ブクログ
「無駄な仕事」に心当たりがあったので購入。どうやったら無駄な仕事が全部消えるのか気になった。
本書は57個の仕事ハックを5分ほどで読めるような分量でそれぞれ紹介している。必要だと感じるところから読めるようにしてくれているそう。私ははじめから最後まで通しで読んでみた。
一通り読んで気づいたことは、無駄な仕事をなくす基礎として、思考力と発想力が必要だということ。仕事の意味や背景を考える。相手の立場に立って考える。理想のゴールから逆算してやることを考える。
最後の思考と発想の章は気づきが多かった。次は、思考力系統の本を選んで読んでみたい。
自己啓発本のいいとこだけをつまんだ本なので、あまり自己啓発本読まない人にとってはいいかも。新社会人向けみたいなところがあるかもしれない。自己啓発本をよく読む人についても、全ての仕事術を習慣化できてる人はなかなかいないと思うので、読む意味がないことはない。
Posted by ブクログ
仕事のハック術を57も書かれた辞書的な本。
様々なビジネス書を文献にしているが、「こういう時困ったなあ。どうすればいいのかかなあ」となった時に該当するものを見て実践するのが良さそう。
サクッと読める反面、困ってないと頭に入ってこない本だった。
Posted by ブクログ
生産性を上げるためのさまざまな具体例が列挙されており、参考になる部分もあります。
ただ、あまりに広範囲に少しずつ記載されているので、あまり印象に残らないというのが個人的な感想です。
通しで読むのではなく、悩んだ時に何かのヒントを求めて辞書的に見てみるという使い方が良いような気がします。
Posted by ブクログ
仕事を効率的に進めるにあたり、考え方をちょっと変えるためのスイッチを57にわたり紹介する1冊。
ハックという書名ですが、テクニックというより、考え方の切り替えですので、これまでのハック本とは異なります。
巻末に多くの参考文献が掲載されているとおり、これまでの様々な文献を丁寧に分類・整理した上で、著者の経験などを交えた内容になっていますので、気になる部分だけをピックアップして読んでも十分有効です。場面→課題→ポイント→解説→まとめという流れで解説していますので、読みやすい上に実践しやすいと感じます。
▼判断するときの3つのポイント
①「判断の正しさ」より「判断の早さ」→方針転換の判断も早めにできる
②「判断する期限」を決めておく→「ズルズルと段取りが進まない」状態を防げる
③「判断後のアクション」に集中する
▼「ツァイガルニック効果」:人は未完成のものが気になるという心理傾向。少しでも資料作成に着手することで、作業継続へのモチベーションをつくることができる。自分を動かすルーティンを作っておく。
▼進捗確認のタイミングごとに「結論の仮設」を上司に伝えておく
▼相手のニーズに応える報告の仕方
①「自分が話したいこと」ではなく、「相手が聞きたいことを」を考える→見たこと聞いたことをそのまま「描写」すると、その大半が結論に至るまでの「経緯」の話になるため、「要点」を話す
②「結論と根拠」をセットで話す→納得感をつくる
▼文章量が多い資料は、読み手に満腹感を与え、直感的な理解を防ぐため、シンプルにする必要がある
①文章ではなく箇条書きを多用する
②複雑な関係や構造は図解で示す
③「そして」「それから」「だから」などの接続詞を省略する
④「しっかりと」「丁寧に」「じっくり」などの形容詞を省略する
⑤体言止めを使う
▼会議において、「収束」の段階になると「選ぶ判断」「捨てる勇気」が伴うので、一気に生産性が下がる。特に日本人は、場の空気を読む文化なので、せっかく出してもらった意見やアイデアを「絞る」「捨てる」のが苦手→「あらかじめ、決め方を決めておく」ことが有効
▼会議での結論の決め方
①多数決で決める
②判断基準に照らして決める
③リーダーが決断する
→それぞれ一長一短あるが、「多数決」と「リーダーの決断」を組み合わせて決めることがおすすめ
①現場による多数決の結果と、その内容・意見をリーダーが理解する
②「無難なアイデア」か「一部が熱狂的に支持されるアイデア」かを、リーダーが最終的にジャッジ
▼「情報量で戦う」より「思考力で戦う」ことの重要性
①ロジカルシンキング:物事を論理的に筋道を立てて考える力
②クリティカルシンキング:物事を適切に疑って考える力
③概念化思考:物事を実体から切り離して概念で考える力
④アナロジー思考:物事を別の分野に当てはめて考える力
▼この世の中に“正解”など存在しない。未来に向けた“可能性”があるだけ
<目次>
第1章 「時間」の生産性を上げる
第2章 「段取り」の生産性を上げる
第3章 「コミュニケーション」の生産性を上げる
第4章 「資料作成」の生産性を上げる
第5章 「会議」の生産性を上げる
第6章 「学び」の生産性を上げる
第7章 「思考」の生産性を上げる
第8章 「発想」の生産性を上げる
Posted by ブクログ
どこかで見た様な話が多いなと思ったら参考文献を見て納得
色々なビジネス書のエッセンスを詰め込んでいる様子
ビジネス書を読みたいと思っているが何から手をつけていいかわからない人はこれを読んでから他の本を読むと頭に入ってきやすいかも
特典含め58項目あるので、片っ端から全部吸収してやろうというのではなく、パラパラと見て使えそうな知識、知らない知識を参考にすればいいと思う