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続きもあったら嬉しいなぁ！
初恋王子、今回もなかなか辛い目にあっているけど、めげずに役に立とうとする健気さ！
フレデリックの暴言には「このモラハラ夫！天誅!!」と叫びたくなりました。
フィンレイは許しても私は許さんぞ( º言º)
しかも結果的にはフィンレイに命を救われているではないか！
一生フィンレイを崇めて過ごすがいいよ。
個人的にはデリックが気になりますが、どうもBLにはなりそうもないから、アーネスト殿下(願わくば色ボケは秘めておいて国政に励んでほしいわ…)と近衛騎士タイラーのスピンオフとか、フィンレイ(と一応フレデリック)の続きのお話が読みたいです！
前作から読むと面白さアップ
人の甥と暮らす地方領主×王命により嫁いできた第12王子
2人が結婚したのちに心から結ばれるまでを描いたのが前作、今回はその続編であり、試練がたっぷりでした。
攻めのフレデリックを陥れようとして逆に地位を失った王太子が前作で出てきました。第二王子が王太子になるはずだったのですが、純粋な事故により落命。ふたりは葬儀に出席するべく王都にやってきました。王からの信が厚いフレデリックに貴族たちが群がり、次の王太子には誰を推す？というところから話が動き出します。
すっごく面白くて一気読み。
雪だるま式に悪化していく2人の関係にハラハラし通しでした。とうとうフレデリックが汚い言葉でフィンレイを非難した時は胸が潰れそうに。2人それぞれのやるせない気持ちがせつなかった。たまーにフレデリックにイラァ…としましたが、疲れや寝不足ってその人の人間性を破壊するものだよなぁと、しみじみ自分の経験を思い返しつつ読みました。
まあそれでもフレデリックが独占欲により初手を間違えたことに変わりはないですが。前回もその片鱗を見せていましたが、今作はかなり狭量で全方位に嫉妬するから大変です。しかもかっこつけてフィンレイには言わないものだからややこしくなるという…（笑）
それにしてもフィンレイはかっこいいな！大好きな受けです。もっと活躍してほしい。また続編読みたいです。
まさかの続編!?
領地に居た頃は嫉妬深い所を全面に出してたのに
王都の邸ではフレデリックは忙しそうに動き回ってるけど、フインレインは詳しい情報も分からないこそ知りたがったのにフレデリックは迷惑そうな態度を取るし!
さらにはフインレインが王都の使用人達と疎遠だったのはフレデリックの指示があった事が判明して、そんな環境なのにフレデリックはフインレインに対してそっけない態度を取るし! それでもフインレインはフレデリックの為に自分に出来る事をしようをする所は凄いと思った。
