【感想・ネタバレ】世界は悪ガキを求めている―新時代を勝ち抜く人の思考/行動/キャリアのレビュー

あらすじ

世界最大の人材組織コンサル企業、
コーンフェリーで活躍するトップヘッドハンターだから書けた
日本人だけが知らない「一流」の新定義!

ラリー・ペイジ、スティーブ・ジョブズ、マーク・ザッカーバーグ、
ジェフ・ベゾス、ビル・ゲイツ、イーロン・マスク。
孫正義氏、堀江貴文氏、柳井正氏、原田泳幸氏、前澤友作氏…。
彼らの成功は「必然」だった!

◆「求められる人材」が劇的に変わった!――著者からのメッセージ◆
21世紀に入ったころから、私が理想と思うリーダー像と現実が乖離し始めた。

それまでは、頭脳明晰で勤勉、そして並外れた才能と高い人格を持っている、
そんな人物が理想のリーダー像だった。

それが、2000年代に入ったころから、これと真逆な人材が成功を収めるようになってきた。
彼らは自分が好きなことを好き勝手に追求し、そのために時として周囲の迷惑をも顧みず、
場合によってはルールをねじ曲げてでも自分の夢の実現に邁進する。
服装や髪型には無頓着で、周りから変わり者と思われてもまったく意に介さない。
いわば「悪ガキ」と言えるようなキャラだ。

正直に言って、私はこの流れをどう解釈していいかわからなかった。
ここだけの話、たまたまこういうタイプが脚光を浴びているだけだと思いたかった。
しかし、それは決して一時的な現象ではなかった。
その流れがどんどん加速していくのを目の当たりにして、私は自信を失っていった。

しかし時がたつにつれ、なぜ、いま、こういう人材が成功しているのか、
なぜ社会がこういう人材を求めているのかがわかってきた。
本書では、私が学んだ最新のリーダー像、世界が認める「新しい一流の条件」について書いてみるつもりだ。

◆これが激変の時代、本当に結果を出せる「新しい一流の条件」だ!◆
【思考】
・自分の「人生の舵」を他人に握らせない
・危険を察知し、蜜のありかを探る「嗅覚」の身につけ方 ほか

【行動】
・即座に決めて、笑顔で押し切る
・口八丁手八丁で他人を動かす ほか

【キャリア】
・「他流試合」で自分を磨く
・「転職していない人=使えない」という時代が来る ほか

...続きを読む
\ レビュー投稿でポイントプレゼント / ※購入済みの作品が対象となります
レビューを書く

感情タグBEST3

このページにはネタバレを含むレビューが表示されています

Posted by ブクログ

ネタバレ

 一緒にいると振り回されて嫌いになってしまうかもしれない「悪ガキ」だが、イノベーションなど起こすにはこういう人材もやはり必要なのだと認識させられた。
 本書では、全員に悪ガキになれと言っているわけではなく、悪がきを補佐する冷静な人物も必要ということも説いているが、自分は「悪ガキ」をサポートする側の方が向いている気もする。
 ただ、普段の仕事でも礼儀・礼節にこだわりすぎるのではなく、時には悪ガキ的なノリも必要かと思うので、そういった点で取り入れてみたいと思う。

1
2022年10月26日

「ビジネス・経済」ランキング