あらすじ
BTSの『MAP OF THE SOUL:7』にインスピレーションを与えたとされる本の著者が、アルバムを読み解いた一冊。
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Posted by ブクログ
MAP OF THE SOUL: 7 / BTSのアルバムを開設しながらユングのこころの地図の心理哲学を紐解いていく。
BTSのファンダムARMYへむけたユング入門書。
所々難しい言い回しや専門用語はありますが、ユングの考え方とBTSの伝えたいことを知ることができて興味深く読みました。
Posted by ブクログ
#mapofthesoul7 が象徴に満ちていることはいろんなところで教えてもらっていたけれど、ユング派分析家の腑分けによって、さらに詩やMVが興味深くなる。そして彼らが「変容の試練を予期している」というところは、6月のFESTAを思うと預言のようだし、7人が「ある種の集合的自我となっている」というのもarmyなら深く頷くところだろうな。
ユング心理学、若いころは「ペルソナ」と「エゴ」が心に引っかかったけれど、いまは「シャドウ」、それも、他者へ投影された影のことを、うむむ…と考えてしまった。
BTSをとっかかりに、ユング心理学の入門編を学べるっていうのは、面白いと思う。何かを好きになると、そこからまたさらに次の面白さや好きにつながるのは、ほんと、楽しい。
Posted by ブクログ
こころの地図の紹介ページは、まさにonのmvそのもので鳥肌が立った
本を読んだ後にmvをまた見ると、感慨深くて、繰り返し見たくなった
ナムさんが MAP OF THE SOULをここまで深く深く咀嚼して、表現してくれたんじゃないかと、考えたりした。
armyとしても、大学で心理学を専攻した者としても、とても大切な一冊に出会えた。
数多くの心理学の他の本を紹介していた点も良かった。
久しぶりにまた、少し難しいけど、心理学の本を読み始めたいと思った。
Posted by ブクログ
BTSはユング心理学の影響を受けて楽曲を製作しているそうで、それを題材にユング心理学研究者が読み解き、さらにこころの地図についても解説している。リスペクトするということは口にすることは簡単だが実践するのは難しい。何度も見ること、繰り返し見れば欠点が見えてくる、それでも判断を加えることなく見続けること、これがリスペクトするということ。『自分が何者なのかを決めるのは世界じゃない、自分の道は自分で照らす』本当の意味で自分を愛するためには自分の「すべて」を愛さなければならない。自分の嫌なところを憎むと、他人の中にそれを見つけたときに許せなくなる、とありなるほどと思った。大嫌いな人の中にある嫌な性質が自分にもないか問いかける、など色々な気づきがあった。