あらすじ
余命を知ったら幸せになった――。64歳で全身がんになった医者自らが教える「死に支度」とは
切なくも明るい「終活」の教科書
◆64歳で前立腺がんになり、前身の骨に転移――。だけど「がんで死ぬのも悪くない」。その真意とは?
◆死に方を真剣に考えるというのは、すなわち生き方を考えるということ。できれば体が元気で頭がしっかりしている内に、「死に支度」を始めませんか。
生き方の本が溢れている世の中で、同じくらい大事な「逝き方」を考える一冊
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
近しい人が逝こうとする時、できるだけ苦しまないように。また、自分も必ず行き着く場所なので覚悟のために。
読んで、家族と考えを共有できれば良いかと。
Posted by ブクログ
昔、男の更年期、わしも病、夫原病で名をはせた石蔵先生が前立腺がんが全身の骨に転移して余命いくばくもない、というのを知った時は衝撃だった。おりしも、先日意思疎通もできなくなったばあちゃんと面会したばかりで、考えさせられたわ。字も大きいし、本自体も薄めなのでさっと読める。同じような話の繰り返しだし。しかし、ご飯が食べられなくなったらそのままでいい、点滴もしなくていい、というのは私もそうしてほしいし、できたら親もその選択をしてほしい。点滴で生きさせられたばあちゃんはかわいそうと思っちゃう。そういう話を親としておきたいけど、言い出すのが難しいんだよなー。親から言ってくれないかなー。今ネット見たら、この本を出した後、2022年10月3日にお亡くなりになったそうだ。66歳。そうかー。