【感想・ネタバレ】ウルトラ音楽術(インターナショナル新書)のレビュー

あらすじ

『ウルトラセブン』の作曲家・冬木透の半生と創作活動について、初めて書籍としてまとめた1冊。満州で過ごした幼少期にどのような体験をし、戦後、いかにして音楽の道へ進むことを決意したのか。そして本書では『ウルトラセブン』の制作工程の秘話や、冬木自身が印象に残っている楽曲、それらを語る上で欠かせない各監督との思い出を大公開。さらに冬木の作曲の根幹にあるクラシック音楽や、本名の蒔田尚昊名義で発表した宗教音楽などの作品についても収載した盛りだくさんの1冊!

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Posted by ブクログ

「ウルトラセブン」の作曲家として知られる冬木透氏の半生を青山通氏のインタビューをもとにまとめたものです。普通に半生を追いかける内容ではなく、後に作曲される数々の名曲へ、冬木透氏の経験がどのように影響を与えたか、ご本人の考察も読めます。ウルトラシリーズに関しては、かなり細かい当時の録音状況などもあり、とても興味深い内容になっています。本書を読んだ後だと、楽曲を聴くときの楽しさが数倍に増します。

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2022年07月08日

Posted by ブクログ

なんでアルテスのソフトカバーでなく新書なんだ、なんで講談社でなく集英社なんだ、と思ったが、内容自体あまり濃くはなかったので、まぁ、そんなもんか、と。

収穫は、セブンの収録に猪俣猛が参加していた、という話。
セブンの主題歌は、個人的にはホルンよりベースとドラムスの印象が強い。(クラシックよりジャズの方に寄っている、と思う)
で、そうか猪俣さんだったのか、と大いに納得。
ベーシストの名前は出てこないけど、荒川康男とか判りやすい名前が出てくれば、さらに納得力がUPしていたんだけど。

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2022年07月11日

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