作品一覧

  • 今日もウルトラセブンのことを考えていた
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    『ウルトラセブンが「音楽」を教えてくれた』で話題をさらった著者が、 セブンのマニアやもっと知りたい多くのファンに贈る「全編セブン語り」の一冊! 第1章:多角的な視点・テーマによる17のコラム 第2章:セブン14作について「作品+音楽」を分析 特別対談:作曲家・堀優香と第8話、第39、40話を語る 追悼・冬木透(1935-2024)
  • 『ウルトラQ』『ウルトラマン』全67話撮影秘話 ヒロインの記憶
    3.0
    『ウルトラQ』の江戸川由利子、 『ウルトラマン』のフジ・アキコ隊員として、 シリーズ草創期のヒロインを演じた桜井浩子が、 快著『ウルトラセブンが「音楽」を教えてくれた』『ウルトラ音楽術』で 人気の青山通とタッグを組み、 『ウルトラQ』『ウルトラマン』全作品の撮影秘話を明かす! いまこそ明かされるエピソードの数々! 『ウルトラQ』第3話「宇宙からの贈りもの」:由利子の大きくなるペンダントはどうやって撮影した? 『ウルトラQ』第12話「鳥を見た」:泳げない津沢彰秀氏が海に入るシーンでスタッフはどうサポートした? 『ウルトラQ』第19話「2020年の挑戦」:由利子は何に驚いて悲鳴を上げた? 『ウルトラマン』第5話「ミロガンダの秘密」:科特隊本部の自動ドアはどうやって開けていた? 『ウルトラマン』第21話「噴煙突破せよ」:フジ・アキコの髪型が珍しくウェーブしている理由は? 『ウルトラマン』第32話「果てしなき逆襲」:ゲストのパティ隊員に桜井氏が気を遣い過ぎたのはどんなこと? 『ウルトラマン』第35話「怪獣墓場」:実相寺監督がスタッフに激昂したのはなぜ? ……などなど、リアルな現場からの貴重な証言を満載! 青山通のコラムも5本掲載。「音楽」や「ダダ」を深く語る!
  • ウルトラ音楽術(インターナショナル新書)
    3.5
    『ウルトラセブン』の作曲家・冬木透の半生と創作活動について、初めて書籍としてまとめた1冊。満州で過ごした幼少期にどのような体験をし、戦後、いかにして音楽の道へ進むことを決意したのか。そして本書では『ウルトラセブン』の制作工程の秘話や、冬木自身が印象に残っている楽曲、それらを語る上で欠かせない各監督との思い出を大公開。さらに冬木の作曲の根幹にあるクラシック音楽や、本名の蒔田尚昊名義で発表した宗教音楽などの作品についても収載した盛りだくさんの1冊!
  • ウルトラセブンが「音楽」を教えてくれた
    3.7
    1巻1,320円 (税込)
    衝撃の最終回。 モロボシ・ダンの告白シーンになぜ「あの曲」が使われたのか── 「音楽」を切り口に、ウルトラセブンを読み解いた快作! ──感動で身体が痺れた。 自分にとってウルトラセブンは永遠となった。 そしてこの日は自分にとって、 クラシック音楽への扉が開かれた日ともなったのだった──

ユーザーレビュー

  • ウルトラセブンが「音楽」を教えてくれた

    Posted by ブクログ

    日経書評を読んでから読みたくて堪らなかった本です。
    この本は「ウルトラセブン」最終回に使われた音楽がシューマンのピアノ協奏曲、カラヤン指揮リパッティのピアノ演奏であると判明するまでの少年の執念、それを入口としたクラシック音楽への素晴らしさが描かれています。
    何に共感したかと言うと私もほぼ同じ思いを抱いたからなんです。
    最終回のドラマチックな音楽は一体なんだろう?との思いはずっと持ってました。ただ作者の様に執念を持っていた訳ではなく、またカセットテープに最終回を録音すると言う発想もなく、漫然と探していました。
    随分大人になってからラフマニノフのピアコン2番が好きな曲となり、派生して有名なピアノ協

    0
    2013年08月20日
  • ウルトラ音楽術(インターナショナル新書)

    Posted by ブクログ

    「ウルトラセブン」の作曲家として知られる冬木透氏の半生を青山通氏のインタビューをもとにまとめたものです。普通に半生を追いかける内容ではなく、後に作曲される数々の名曲へ、冬木透氏の経験がどのように影響を与えたか、ご本人の考察も読めます。ウルトラシリーズに関しては、かなり細かい当時の録音状況などもあり、とても興味深い内容になっています。本書を読んだ後だと、楽曲を聴くときの楽しさが数倍に増します。

    0
    2022年07月08日
  • ウルトラセブンが「音楽」を教えてくれた

    Posted by ブクログ

    ウルトラセブンは、ちゃんと見たことがないものの、佐野史郎さんが出演していた「私が愛したウルトラセブン」(いま調べると1993年のNHKドラマだそうだ)が印象に残っていたり、「機動警察パトレイバー」の「星から来た女」がウルトラセブンのオマージュとなっていたりで、以前からひっかかりを感じる作品であり、音楽とどういうつながりが?と興味を持ち手に取ってみれば、最終話の印象的なシーンでシューマンのピアノ協奏曲イ短調が使われた、とある。書名には一切出てこないが、シューマンのピアノ協奏曲が本書の主役である。

    初めて最終話でこの曲を聴いた作者が、なんという曲なのか、そしてどのピアニスト・指揮者・オーケストラ

    0
    2017年05月06日
  • ウルトラセブンが「音楽」を教えてくれた

    Posted by ブクログ

    これは実際に映像を見ながら読むべき本だ。
    もともとセブンは大人でも耐えうるドラマということが一般的らしいが、音楽の影響も大きいのだろう。
    クラシックの面白さとウルトラセブンの面白さが実感できる一冊。

    また見たい…

    0
    2014年05月28日
  • ウルトラセブンが「音楽」を教えてくれた

    Posted by ブクログ

    深い。。。。。
    深いーーー話だ。

    「ウルトラセブン」をリアルタイムで知らない私が本書を読んで勝手にすごく知っている気になっている。
    知っているのはYouTubeで見た最終回のシューマンのピアノ・コンチェルトが流れるシーンだけ。。。

    この本は「ウルトラセブン」がアンカーなのだけど、
    ほんとうは、
    クラシックがよく分からなくてその世界に入ることを躊躇している人とか、
    知っているつもりで実は知らない(自分含めた)人にとって
    自然に受け入れやすい内容になっている。

    譜例や写真がふんだんに盛り込んであるのに、さらに譜面にはダンとアンヌの「台詞」つきで至れり尽くせり。
    読んでいて
    「ぁぁそーだ! こ

    0
    2013年07月03日

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