【感想・ネタバレ】ホタル 1のレビュー

あらすじ

江戸は炎に包まれていた。そんな中、伝馬町・牢屋敷では牢の中の囚人達が「赤猫だっ!!」と興奮していた。『赤猫』とは火事の隠語で時に放火も意味した。大火が日常的であったため、この伝馬町・牢屋敷に近づいてきた時は戻る事を約束に囚人を放すという慣行ができていた。そのため囚人達は火事の燃え広がりを待ち望んでいた。そして火の手が迫り多くの囚人が放たれる中、特別囚人とされ濡衣で独房に入っていた女『父親殺しのホタル』も外に出るが、出てすぐに伊賀者の隠密に斬りかかられる!しかしホタルは根来衆若頭の娘だけあってその刺客を返り討ちにする。それにより全てをさとったホタルは父親殺しの汚名と仇のために動きはじめる…!!

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くノ一ものとまた旅ものと捕物帳

かなり以前に発表された作品であるが、江戸時代中期のくノ一を描いた作品なのでさほど古さは感じられない。絵柄は基本劇画タッチであるが劇画に付きもののごちゃごちゃ感が少ないので大変に読みやすい。劇画特有の迫力も十分に感じることができる。ストーリー展開は、くノ一ものとまた旅ものと捕物帳物を混ぜて作っていてそれなりに面白い。

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2022年08月02日

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