【感想・ネタバレ】業火の市のレビュー

あらすじ

かけがえのないものを奪われたとき、
男たちは血で染まる道を歩み始める――
鬼才ウィンズロウが放つ
新3部作の幕開け!
「『ゴッドファーザー』以来、最強のギャング小説」
――CWA受賞作家スティーヴ・キャヴァナー

ギャング小説の新たな金字塔。
絶賛の声、続々!

「“新米マフィアのドン”。ダニー・ライアンを待ちうけるのは光か闇か? ベテラン作家のドン・ウィンズロウを待ち受けるのは、称賛と喝采だ!! 傑作だ!!」 井上 順(俳優)
「巨匠の新作の誕生に立ち会えるだけでも、この不安と混迷の時代を生き延びる価値はある」小島秀夫(ゲームクリエイター)
「過熱する抗争劇と肉厚の人間ドラマに終始圧倒」宇田川拓也(書店員)

1986年アメリカ東海岸。
ダニーは通称ドッグタウンを仕切るアイルランド系マフィア・ファミリーの片隅に身を置いているが、昔からの仲間と平穏に暮らしている。
ところがある日、長らく共存共栄してきたイタリア系マフィア・ファミリーとの間に小さな諍いが起き、歯車が狂い始める。
やがて報復は一線を越え、ダニーは否応なく復讐と裏切りに血塗れた抗争に引きずり込まれていき――。
壮大な叙事詩の幕開け!

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Posted by ブクログ

ネタバレ

CL 2022.9.4-2022.9.6
アイルランド系マフィアとイタリア系マフィアの抗争。復讐に次ぐ復讐。負の連鎖。
そんな暴力の最中にあっても人は人を愛する。
夫や親友や愛する人を殺されれば深く深く傷つき哀しむ。家族や仲間を無条件に愛して守ろうとする。

ギャングも紙おむつや粉ミルクを買うお金に苦労するし、まして病気には歯が立たない。

パットもマーヴィンも、ほかにもゴロゴロ死んで、ダニーが死なないのが奇跡みたいに思えてくる。

3部作だということで、次作が楽しみだけど、どれくらい覚えていられるかが問題。

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2022年09月06日

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