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資料批判も加えて、分かりやすく丁寧に整理されている。
北条政子が軸だが、当時の動向や人物も表現されており、鎌倉幕府草創期の理解に繋がる。
また、江戸時代や近世における北条政子評価も加えられており、興味深い内容である。
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北条政子を各資料から主体的で慈悲深く、武家政権の確立と御家人の地位向上を果たした、鎌倉幕府最重要人物としての顔を描いた本になります。
昭和初期では良妻賢母とされていたのは意外でした。
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源頼朝の妻にして鎌倉幕府における北条氏権力の成立に向けて大きな役割を果たした尼将軍の伝記。史料批判を踏まえた上で、政治史の側面を中心にその生涯が読みやすく叙述されていて、初期鎌倉幕府の動向も理解しやすい内容。
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北条政子4代将軍として君臨していた事が
最新研究を元にまとめられている(´・ω・`)
北条時政が亀の前事件の時に政子に遠ざけ
られ、平賀朝賀の時に引退させられた
※でも二年間は専制政治できた
北条義時は政子の信任が厚く、死後30年も
たつと武内宿彌の再誕として貴族に広まる
因みに政子は神功皇后だそうですw
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大河ドラマ「鎌倉殿の13人」にあわせて、北条政子という人物が気になり読んだ。鎌倉幕府の初代将軍・源頼朝の妻であり、執権北条義時の姉である北条政子。政子の視点から鎌倉時代、政子の役割を整理している。尼将軍に呼ばれるにふさわしい重要人物であることがわかる。鎌倉時代の初期にあって彼女の果たした役割、存在の大きさを感じる。