あらすじ
ユニコーンの3強――グラブ、シー、GoTo(ゴジェック、トコペディア)
なぜ世界中の大企業が殺到するのか?
東南アジアでユニコーンと呼べる有力スタートアップが続々と誕生しています。中でも、シンガポールのグラブとシー、インドネシアのゴートゥー(ゴジェックとトコペディアが合併)は「3強」と言える有力企業。
東南アジアのスタートアップのノウハウや巨大市場を狙って、世界中の大企業やファンドが提携や出資をしようと殺到しています。日本企業もソフトバンクグループをはじめ、トヨタ自動車、三菱UFJ銀行などが出資や提携を積極的に行っています。
本書では、スタートアップ「3強」のビジネスモデルの実力、創業者の素顔、成長の秘訣を解説し、なぜ東南アジアでスタートアップが育つのか、政府、大学、民間が織りなす起業のエコシステムを明らかにします。さらには、東南アジア域内外から流れ込む巨額のファンド資金の動向やタイ、ベトナム、マレーシアなどで次に来るスターアップを紹介し、東南アジアのスタートアップ事情が丸ごと1冊でわかります。
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
東南アジアの社会や市場の勢い、要因がわかるとても良い本だった。東南アジアで挑戦する日本人が増えること、共同でイノベーションを起こせるエコシステムを作る必要性を感じている。また、社会や政治のマクロの動き、市場のニーズやテクノロジーの進化の動きを追い続ける必要性も強く感じた
Posted by ブクログ
東南アジアで急拡大を遂げているスタートアップや、そうした状況が起きている背景について書かれている。マクロな経済状況に共通点があるものの、ビジネス展開する上で各国ごとにローカライズしている様子などが非常に面白かった。
Posted by ブクログ
東南アジアのスタートアップやユニコーン大躍進の経緯がわかる本。
日本でこのまま同じ事業をやっても同じ結果にはならないだろうなと感じながらも、その過程でユニコーンが生まれていることは純粋にすごいと感じた