あらすじ
世界の原則はプラスサムへと舵を切る
コロナ禍、グレートリセットで顕著になった各分野における価値転換への要請を踏まえ、SDGsの世界観が指し示す「ありたい社会」を実現するための思考法・方法論を提唱。取り扱う分野は、大きく「SX経営」「ESG」「気候危機・脱炭素」「生物多様性」「地域社会と金融機関」「DE&I」「ESD(教育)」、そして個人レベルにおける「SDGsの自分ごと」など。大きな価値の転換がなされるとき、世界の原則は経済活動をするほど、社会や人間そのものも豊かになるという「プラスサム資本主義」に向かうことを一貫して解説します。
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
sdgsに関連する領域について、考察を交えながら幅広く今後のあり方を網羅して論じている良書。
体制立てた情報整理がなされており、思考の整理にとても役に立ちます。
Posted by ブクログ
SDGsの根本と、何をもたらすのかが、
社会と企業と個人のフレームでイメージできるようにしてくれている。
サンドイッチという考え方はその通りだなと。
目の前の課題をどう解くかと、
そもそも課題が発生しない社会をどう築くか。
この挟撃を、圧倒的な粒度まで考え抜いて実行することが大事。
バックキャストのある一点を明確に感じながら、
システム思考とデザイン思考が降り合わさって
一つの課題解決になると思った。