【感想・ネタバレ】野守虫~刑事・片倉康孝 飯田線殺人事件~のレビュー

あらすじ

勾留中の凶悪犯が脱走した! その男は刑事・片倉康孝が六年前に強盗と窃盗で逮捕した竹迫和也だった。竹迫の行方が知れぬなか、片倉は休暇を使って秘境のローカル線・飯田線に乗り天龍峡を訪れた。逃亡を続ける竹迫もまた、悲惨な過去を清算すべく、飯田線を目指す――。名勝・天龍峡で因縁の二人の運命が交錯する! 好評シリーズ第4弾!

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Posted by ブクログ

どうしてもミステリーが読みたくなったら、つい買ってしまう作家さん。
登場人物が少なく、読みやすく、また徹夜して読んでしまった、、、

内容は重く、犯人の辛い生い立ちには、とても悲しく同情してしまう。が、罪を重ねてしまうのはそれ以上に悲しい。

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2023年10月10日

購入済み

追うものと追われるもの

自然豊かな長野県飯田で繰り広げられる物語りだが、のどかな自然とは、真逆なストーリー展開
ラストまで気が抜けない展開で、あっと言う前に
読み終わってしまった。

#切ない #ドキドキハラハラ #怖い

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2022年09月07日

Posted by ブクログ

行ってみたくなるような情景描写がシリーズの特徴とはいえ今回はなかなかハラハラさせられる展開が面白かった。

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2022年07月08日

Posted by ブクログ

柴田哲孝『野守虫』光文社文庫。

シリーズ第4弾。

凶悪犯として生きざるを得なかった竹迫和也という男の悲惨極まりない人生を最後の最後に汲み取る刑事の片倉康孝。

旅行中の片倉刑事が凶悪犯の竹迫の逃走先を訪れ、さらにはそこに片倉の元妻まで現れるという余りにも出来過ぎの展開なのだが、流石は柴田哲孝、警察小説として違和感を薄めるように巧く仕上げている。

タイトルの『野守虫』とは、怪蛇のような日本の妖怪のことらしい。そして『野守虫』の刺青を背負う竹迫和也……

強盗の罪で刑期を終えて出所したばかりの竹迫和也が再び強盗を働き、所轄に検挙されたが、弁護士との接見中に脱走する。竹迫は定年間近の刑事・片倉康孝が6年前に逮捕した男だった。

竹迫が逃走しながら、さらに罪を重ねる中、片倉は3日間の休暇を使って飯田線に乗り、天竜峡を訪れる。そんな中、竹迫も悲惨な過去を清算するために飯田線を目指していた……

次第に明らかになる竹迫の忌まわしき悲惨な過去、気になる結末……

本体価格840円
★★★★

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2022年05月14日

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