【感想・ネタバレ】ゼレンスキー大統領、世界に向けた魂の演説集 望まぬ戦争でウクライナ人は命を落とす。世界と未来のために。のレビュー

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Posted by ブクログ

ロシアから侵略を受けている大統領が、世界から支援を求めるために考えに考え抜いた演説集は、読み応えがあり、感銘を受けた。
何より感銘を受けたのは、それぞれの国々の人々の感情にあった訴えや支援をしていることだ。
日本には、国と国の距離は遠くとも、それを感じさせない動きに感謝している。ロシアが、チェルノブイリに侵攻したことから世界で唯一の被爆国であり、大震災により原発の恐怖を最も敏感になっている日本にロシアの恐ろしさを訴える。そして軍事力では支援できない日本に最も強く求めたものは、復興支援。
日本の昔話を使い視力障害のある子供たちのための読み聞かせCDをゼレンスキーの妻が録音し作ったことの紹介まで入れ、日本人の心に訴えてくる。国が攻められ自分が、殺される恐怖もあるだろう中、本当によく考えられた演説に感心した。

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2022年05月23日

Posted by ブクログ

ゼレンスキー大統領による国を守るための悲痛な訴えに心が揺さぶられました。大事な命を平和を守るために何ができるかを考えらせられました。日本国民、必読の書です。

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2022年04月17日

Posted by ブクログ

ウクライナのウォロディミル・ゼレンスキー大統領は高く支持されている。ゼレンスキー大統領はコメディアン出身である。組織の論理でしか動かない公務員、権力を振りかざすことしかできない警察官僚よりもパンツを脱いでピアノを弾いていたコメディアンの方が個人で勝負しており、芯の強さを感じる。

これに対してロシア連邦のプーチン大統領は「ウラル山脈の隠れ家」に身を潜めていると報道された(「プーチン大統領は暗殺恐れウラル山脈に雲隠れか…身柄拘束には「懸賞金1億円」」日刊ゲンダイ2022年3月5日)。元コメディアンのゼレンスキー大統領がキーウにとどまり、KGB出身のプーチン大統領が雲隠れと指摘される。自分は安全圏にいて管理することは、いかにも公務員的である。

ロシア連邦軍には最低限の礼儀さえなく、市民への殺人や連れ去り、拷問、レイプ、略奪を行っている。ロシア連邦を支持することは、多くの人々が殺され不幸のどん底に叩き込まれるような事に加担し、悪しき未来を招き寄せることである。はっきり言える事は、ロシア連邦は人類の敵ということである。

ウクライナのドミトロ・クレバ外相は2022年3月4日、ロシア軍の兵士が女性に対し性的暴行をはたらいていると非難し、ロシアによる侵略行為を罰する特別法廷の設置を支持すると表明した(「「ロシア兵が性的暴行」 ウクライナが非難、特別法廷の設置支持」AFPBB 2022年3月5日)。ロシアのウクライナ侵攻をプーチンの戦争としてプーチン個人の責任に特化する論調がある。しかし、それは兵士の戦争犯罪を減じるものではない。戦争犯罪においては命令されての行動は同意と変わらない。公務員的な責任逃れの論理は通用しない。

ロシアと交渉したウクライナ担当者や仲介役の実業家ロマン・アブラモビッチ氏が中毒を疑われる症状を発症していた。アブラモビッチ氏ら3人は2022年3月3日、キエフで行われた会合の後、目の充血や痛みのほか、顔や手の皮膚が剥がれるなどの症状に一時、襲われた(「「数時間目が見えず」停戦協議のロシア富豪らに中毒症状 “警告”の可能性も」2022年3月29日)。

ウクライナのクレバ外相は2022年3月28日に「ロシアとの交渉に向かう人は、何も食べたり飲んだりしないことを勧める。そして、できれば、何の表面にも触れないほうがいい」と語った(「対ロシア交渉では「何も食べたり飲んだりしないように」、ウクライナ外相が毒物疑惑に言及」ロイター2022年3月28日)。フィクションでは卑怯な悪の組織は毒を駆使することが定番である。ロシア連邦に反省を促すダンスが必要である。

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2022年07月06日

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