【感想・ネタバレ】決断の刻のレビュー

あらすじ

あるコンサルティング会社の男性社員が死体となって発見される。同社では一人の女性社員が行方不明となっていた。時を同じくして同社の海外贈賄事件を調べていた所轄署の刑事が姿を消した。同署の刑事課長と同社社長は、かつてある事件で刑事とネタ元として信頼関係を築いていた。しかも、二人にはラグビーという固い絆もあった。しかし今、刑事課長は署長への道を模索、社長は本社役員の座を狙っている。二人それぞれの正義とは? 人生後半の男たちに決断の刻が迫る。警察小説+スポーツ小説+企業小説、堂場ワールドの集大成とも言うべき傑作。/解説=大矢博子

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感情タグBEST3

Posted by ブクログ

堂場瞬一くんは多作で、しょーもなくてなんやねこれ。読後感スッキリせえへんわと言うのも多いんだが、コレは秀逸な方やね。

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2023年02月13日

Posted by ブクログ

如何にも堂場作品らしい小説。もっとコンパクトに出来るだろうし、導入から展開までの良さが最後に活かしきれていない点はマイナスだが、ダイナミックで面白い。警官とSが趣味で繋がっちゃいかんだろうとは思うが、まあそこは大目にみてもいい。

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2024年06月05日

Posted by ブクログ

警察小説、スポーツ小説、企業小説…
融合してこんなに面白くなるとは。
終盤はワクワクしながら読み進めた。

それぞれの正義…
番外編で後日譚とかつての二人の交流を読んでみたい。  

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2022年10月02日

Posted by ブクログ

3つの要素を併せ持つという謳い文句の作品なので個別に評価すると、警察は実態を知らないのでいつもの堂場作品の雰囲気で、スポーツのラグビーは結構よいポイントを付いてると思う。但し、企業小説の部分はリアリティに乏しく、かつ不祥事も悪者も中途半端なのでいまひとつ盛り上がらない。いっそのこと半沢直樹シリーズぐらい振り切った悪者なら小説として面白いのですが、それだと内容が過剰になるので、結局3つは欲張り過ぎたということかな。

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2023年12月26日

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