【感想・ネタバレ】プーチンと習近平 独裁者のサイバー戦争のレビュー

あらすじ

第三次世界大戦はすでに始まっている
アメリカの覇権をくつがえそうとするロシアと中国。サイバー技術とスパイを使った二大陣営の戦いは私たちに何をもたらすのか。
ロシアによるウクライナ侵攻とともに注目が集まったサイバー世界の戦争。そしてにわかに高まる台湾海峡の危機。ロシアと中国というスパイ大国が、アメリカや日本など西側諸国に仕掛けた情報戦争の内幕をスパイ取材の第一人者が解き明かす。

目次
第一章 プーチンの戦争とサイバー戦
第二章 中国は技術を盗んで大国になった
第三章 デジタル・シルクロードと米中デジタル覇権
第四章 中国に騙されたトランプ
第五章 アメリカファーストから「同盟強化」へ
第六章 日本はサイバー軍を作れ

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Posted by ブクログ

ネタバレ

 書名の通りロシアと中国が民主主義諸国に対抗すべく、サイバー攻撃や技術上幇の盗み、情報技術インフラ技術の輸出(情報を盗むため)、要人の抱き込みなど敵対行為を行っているかが網羅的に描かれている。
 報道されているように米国大統領選もロシアによるサイバー攻撃(情報操作等)が行われ、トランプの当選を後押ししてしまった事実には背筋が凍る。
 しかし、これは始まりであって、今後、サイバー攻撃技術の進展により、我々がサイバー上の攻撃を受け個人資産を含めとんでもない損失を被ること、また、民主主義体制を揺るがされてしまう日がくることが現実のものとなっても不思議ではないと感じた。

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2022年05月28日

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