【感想・ネタバレ】ITビジネスの現場で役立つ 中国サイバーセキュリティ法&個人情報保護法 実践対策ガイド[2022-2023年版]のレビュー

あらすじ

法務担当、企画・インフラ担当、
マネージャーや経営陣も知っておきたい
リスクと実践的対応法

中国でITビジネスを行うために知っておかなければならないのが、
2017年施行の「サイバーセキュリティ法」および
2021年施行の「個人情報保護法」などの関連法です。

サイバーセキュリティ法のもとでは、ネットワーク運営者には
同法で定められた等級認証を取得する必要があります。
また、ITサービスの運営等においても、個人情報保護法や
その関連法などで定められた要件を正しく把握し、
それらに準拠することが求められます。

中国という巨大な市場に活路を求めるケースはもちろん、
既存のサービスが中国企業やユーザーを相手にすることになったとき、
あなたの会社もきっと無関係ではいられません。
罰金・罰則を始め、ライセンスの停止などビジネス自体が不可能になる
リスクを避けるためにも、中国におけるコンプライアンス対応を
推し進めることが重要なのです。

本書は、IT企業の法務担当者だけでなく、
企画・インフラ担当者、マネージャーや経営陣も対象に、
実例を交えつつ、中国データ関連法の最新情報を学ぶことができる一冊です。

◆第1章:中国データ関連法の現在
◆第2章:中国サイバーセキュリティ法(CSL)
◆第3章:中国暗号法
◆第4章:中国データセキュリティ法(DSL)
◆第5章:中国個人情報保護法(PIPL)
◆第6章:等級保護認証の取得

◆付録1:中国データ関連法(日本語訳)
◆付録2:等級保護制度適用プロジェクト実務資料

※本電子書籍は同名出版物を底本として作成しました。記載内容は印刷出版当時のものです。
※印刷出版再現のため電子書籍としては不要な情報を含んでいる場合があります。
※印刷出版とは異なる表記・表現の場合があります。予めご了承ください。
※プレビューにてお手持ちの電子端末での表示状態をご確認の上、商品をお買い求めください。

...続きを読む
\ レビュー投稿でポイントプレゼント / ※購入済みの作品が対象となります
レビューを書く

感情タグBEST3

Posted by ブクログ

ネタバレ

中国のデータ保護に関連する法律がまとめられている本は他にないのではないだろうか。

法律の文が和訳されているのは非常に助かる。
GDPRは英語だからなんとか読めるけど、中国語は読めなくて困っていたから、本当ありがたい。
言葉の定義や解釈、当局等への申請の要否やその具体的なフローまで載っていてわかりやすかった。

一点思ったのはもう少し図が欲しかったということ。
法学に触れてこなかったので、ズレた要望かもしれないが、頭がそんなに良くないので文字だけ見てるとよくわからなくなるし、眠くなる。
まぁきっと原文ママの訳からあれこれと解釈するのが法学というものなんだろうけど、なんとかならないんですかね…

ここはGDPRと同じ、のような文が多数出てくるので、GDPRの知識がベースにあると読みやすそうだと思った。

0
2023年06月17日

「IT・コンピュータ」ランキング