【感想・ネタバレ】高３で免許を取った。可愛くない後輩と夏旅するハメになった。のレビュー

裕時悠示 / 成海七海

「せんぱい、免許取ったんですか？」

車で夏の北海道を旅するのが夢だった僕は、
校則違反の免許を取った。

しかし、最悪の相手に運転しているところを見つかってしまう。
鮎川あやり──なぜか僕のことを目の仇にする冷酷（クール）な風紀委員だ。

僕の夢もこれで終わりと思いきや、

「事故でも起こされたら大変です。
わたしが運転技術を確認します」

ゆかいにドライブしてしまう僕ら。
助手席の彼女は、学校では誰にも見せない可愛い顔を覗かせたりして。

「それじゃせんぱい。良い夏旅を」

別れ際、彼女が一瞬見せたせつない笑顔に、僕は──。

裕時悠示＆成海七海が贈る
青春冒険ラブコメ“ひと夏の甘旅”始動！

※電子版は紙書籍版と一部異なる場合がありますので、あらかじめご了承ください

[ねニ · ★★★★★]

好きな作品

Twitterで小説化することを知りました。あらすじなどを見て普通に面白そうだと思い購入に至りました。実際に面白い内容だと思います。

＃胸キュン ＃癒やされる

[ブクログ · ★★★★★]

とても甘いです、すごく青春です。だがソレが良い(*´ω｀*)
けどやっぱりラノベはこういうのがいいんですよ

ストーリーもだけど、高3で免許を取って北海道…青春全開ですなぁ…(*´﹃｀*)

ぜひ続刊を！せめて北海道編だけでも(^q^)

[ブクログ · ★★★★★]

【しがらみを乗り越えて、自由を求めてどこまでも旅に出かけよう】

学生最後の夏休みに後輩の少女を伴って念願の旅に出る少年の物語。

自由とは魅力的である分、責任を伴う物である。
今、生きている環境に何かしらのしがらみを感じて、心を開放させたいと願う廉太郎とあやり。
優等生と不良といった一見交わる筈の無い二つの線が旅に出かけるという目標によって、一つに交わる。
目指すは日本最北端の地。
旅という非日常を経験する事で、そこでしか見れない景色を見て、感情を共有する。

息苦しさを抱えた二人が目指す地には本当の自由があるのだろうか?

[こば · ★★★★★]

鈍感な先輩とツンデレな後輩

俺修羅の作者の新シリーズ。軽妙な会話劇が楽しい。鈍感な先輩とツンデレな後輩の夏物語。全巻を通してニヤニヤしながら読めます。まだ2人の旅は始まったばかり。これからどんな展開になるのか。次巻が待ち遠しくなる1冊です。

＃笑える ＃ほのぼの ＃エモい

[ブクログ · ★★★☆☆]

タイトル通り、免許禁止なのに隠れて車を運転している所を天敵のヒロインに見つかる所から始まるラブコメ。
但し、１点誤り有り。後輩は可愛い。
喧嘩するほど仲がいい、凸凹だけどお互いを補い合えるカップルの、良きお話でした。
作品としては、「ドライブ」で二人の空間を生成し、ラブコメ感を高めている印象。ドライブってデートの定番ネタですが、ラノベではあまり使われていない？
本作は前日譚的な印象で、ロマン好きな主人公と建前重視だけど実はツンデレなヒロインが、今後どのような話を展開するか、楽しみです。