【感想・ネタバレ】いい日、旅打ち。 公営ギャンブル行脚の文化史のレビュー

あらすじ

競馬、競輪、競艇、オートレース--。地元民に交じって土地の名物を食べながら、予想紙を広げ、レースを検討。そして、ライブ観戦。勝てば、夜はネオン街へ。これぞまさに、世のギャンブラーの夢だ。負けても名跡めぐり、温泉など、楽しみはいろいろある。全国に100以上ある公営競技場の、どれがあなたのお気に入りになるだろうか。日本国内、全公営競技場を踏破した“達人”の道案内にしたがって、「昭和の香りを懐かしみつつ、賭けに興奮する」旅に出てみよう。

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Posted by ブクログ

フリーライターの須田鷹雄氏が競馬に限らず競艇、競輪、オートの全国の公営競技を旅して、現在置かれている状況と旅打ちの楽しさや提案を綴ったもの

現地に行かなければこの本は書けません。
それだけこの本からは公営競技の深さを感じられます。
自分も現存する地方競馬場をすべて踏破して、旅打ちの楽しさをわかっているのでこの本は響きましたね。

須田さんは「競馬」ライターだと思ってたんですけど、すべてやっていたということに驚きなんですが、すべての公営競技場を訪れていたことに純粋に尊敬の気持ちを持ちました。

本としては、競馬にしか興味がないので競艇、競輪、オートの記事や旅打ちの歴史に関しては少し退屈な部分もありましたが、旅打ちに興味がある人は是非とも読んで頂きたい1冊です。

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2014年09月20日

Posted by ブクログ

旅打ちーー旅へ行って地元民に混じりそこでギャンブルをする。日本の全公営競技(競馬・競艇・競輪・オートレース)場を踏破した著者が案内する旅打ちのススメ。


戦前、場外馬券場などの環境が整っていなかった当時は各地を旅しながら馬券を買って競馬を楽しむ(他の公営競技は戦後生まれ)人々が多くいた。もう現地へ行かなくても券を買うことができる現在、それでも旅打ちの楽しみはある。一つは「自分が知らない公営競技の姿」を見る公営競技ファンとしての楽しみ。もう一つは、旅自体の楽しみとして地方に残る競技場の昭和ノスタルジーを楽しむことだ。

本書では旅打ちの歴史から、上記のような旅打ちの楽しみを説いて、実践編として観光旅行として楽しめる「観光主眼編」と、場の昭和ノスタルジーを楽しむ「郷愁主眼編」でおすすめの場を紹介している。


公営競技ファンでなくても、行ってみたくなる場もあり、この機会に競馬以外にもチャレンジしてみたい。。

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2011年02月17日

Posted by ブクログ

スダホークの馬に限らない旅打ちの歴史書。ちょっと思っていたのとは違うかな。競馬に期待していると微妙かも。

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2009年12月31日

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