あらすじ
症状が3年以上長引く、または再発を3回以上繰り返す「慢性うつ病」。服薬と休養で半年もあれば治ると言われるうつ病だが、実は1割強は慢性化し、いった ん慢性化した患者は、投薬治療中心の現在の日本の精神科では敬遠されがちだ。しかし、あきらめる必要はない。家庭や仕事など現実を直視し、抑えられてきた 怒りや悲しみの感情を解放すれば、慢性うつ病は必ず治る。10年以上苦しんだ人が、「もう大丈夫」と確信できるまで回復したケースを紹介し、カウンセラー が自分の心との向き合い方をアドバイス。
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Posted by ブクログ
時代が変わってくれば
うつのタイプも変わってきます。
新型のうつ病も出てきていますからね。
それをきちんと一つのタイプとして
書いているところが印象的です。
そして、慢性のうつ病について。
まさにこれはこじらせてきたものが
何らかの要因で一気に爆発してしまい
無気力に陥ってしまうのです。
時に何度もぶり返すケースもありますし
躁の状態になることも。
回復の時期こそ要注意。
大事なことは、自分を受け入れることと
がんばりすぎないこと。
これは大事ですよ。
つい最近、ぶっ壊した私が言うぐらいですから。
Posted by ブクログ
性格の4つのモデル「平等型」「支配型」「依存型」「孤立型」が示されているのが特徴的。
「平等型」は心が安定していて、うつ病になりにくいとの事。
うつ病になりやすい他の3つの性格になる「原因」として、
子供時代の両親の接し方が大きいと書かれている。
それぞれの親や周囲の愛情を得るため、自分の存在を確立するため
自分の心を安定させる手段を身に着ける。
そして大人になった時に、自分を取り巻く環境が変化した際に
心の安定させる戦略が崩壊して、うつ病が発動する。
非常にわかりやすい説明だと思った。納得いく。
結局のところ、やはり子供時代は重要だ。
しかしこの調子で研究が進めば、カウンセリングで100%解決させることができるかもしれない。
極端な話、20歳になったら全員カウンセリングを受けて、「平等型」にしてしまえば色んな社会問題も解決するかもしれない。
そんな可能性も見えてくる本だった。