あらすじ
人は恋してしまうもの。しかも特定の相手に。ある時は一目惚れ、ある時は友人だったはずの人。ひとたび火がつけば、その人のことしか考えられなくなる。その激しい感情のメカニズムとは?フロイトとユングの心理学を重ね合わせながら、ニーチェやキェルケゴール、プラトンの思想を軸に恋愛を哲学する。心の中に眠っている恋のエネルギーは、自立した人生を始めるための、かけがえのない起爆剤であることが語られる。人間特有の不思議な心理構造を通して、自分らしく生きる意味を真摯に考える哲学エッセイ。
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Posted by ブクログ
そもそも「恋する」ってなんだ?どういう意味?
っていう疑問が解けるかもしれない。
恋がしたくなるかもしれない。
ろまんちっく 梅香さんすてき
お気に入りの一冊*
Posted by ブクログ
わたくし悩み多き青年はタイトルに魅かれて買ってしまいました。著者の恋愛遍歴がずらずら書いてあるのかと思いきや、これは大変立派な哲学書です。キルゲゴールやプラトン、フロイト、ソクラテスなどの哲学者が登場し、恋愛を本当に哲学的に議論していきます。プラトンの「洞窟の比喩」の説明が明快!こういうことだったのかと感動しました。村上春樹の「海辺のカフカ」を題材にして人間の無意識下の精神活動を分析します。偶然にも「海辺のカフカ」は読んでいたので、こんな話だったなぁと思いながら本当に楽しみながら読めました。
Posted by ブクログ
世界で有名な愛の作品がずらりの著者なりの解説
著者の妻はとても大事にされているのがひしひし感じれた
この本を通して「誰よりも愛してます」と誓っているように感じた
「海辺のカフカ」難しそうだけど少しだけ読んでみたい気持ちになった
わたしは カタカナの名前が苦手です・・・・