【感想・ネタバレ】金融経済の裏側のレビュー

あらすじ

日本から流出した黄金が、ユダヤ金融資本を育てた!世界を裏側から操るディープステートの誕生から、その凄惨な戦いをねずさんこと小名木善行が目からウロコの解説を試みた!

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Posted by ブクログ

紙の通貨の始まり、モンゴルの通行証「交鈔」。金銀との交換価値を定める→塩との交換。通貨としての価値。
城壁などの修理、あちこちの城塞都市を移動し城主との面識がある石屋が資金決済代行、メイソン、ロック・フェラーなど。
ペストの流行でモンゴル大帝国は消滅。
次の通貨はオスマン・トルコがもつ大量の黄金。シルクロードの河川経由でガラスをウラジオストックでYAMATOの黄金と交換。古くからある対馬海流とリマン海流を利用した日本海航路。
ユダヤのディアスポラ(離散)、マサダ砦の誓い、離散したユダヤ人らは石工として働きながら金融為替業者に。
オスマン・トルコに押され力を失っていたスペイン・ポルトガルにお金を貸して船でアフリカや新大陸へ、大航海時代。株式会社のしくみ。
スペイン・ポルトガルの1494年トルデシリャス条約で世界を二分。
スペインが占領したメキシコで金銀銅の鉱山発見、巨大な富。
英国は捕鯨船を使いスペイン船を襲う海賊で儲ける。スペインと英国は1588年アルマダ海戦で衝突、無敵艦隊は壊滅。
メキシコで採掘された金銀銅はスペインへ、さらに輸送中を英国に奪われ、両国は軍艦建造に投資、建造にかかわる英国市民がうるおい、経済力を持ち1694年イングランド銀行を設立、金融機関によって回収される。
イルミナティ、光に照らされたものを意味するラテン語、単に登記のない任意団体。ピタゴラスの思想。
各国の紙の通貨、黄金との交換比率を確立、通貨の発行を管理する中央銀行の設立。
源九郎義経と成吉思汗。笹竜胆、王の紋章、リロンのキョト村出身、長弓、別名クロー、元と源、1206年即位で9本の白旗、子への均等配分は源氏の相続方式と同じ、戦いに勝利するとすべての将兵に恩賞を支払う。
奥州藤原氏4代、藤原清衡、基衡、秀衡、泰衡。産出した黄金と大陸との交易、奥州17万騎。
1861-1865年南北戦争で北軍220万、南軍100万、123万以上の死傷者、1853年黒船、1868年王政復古、1868年戊辰戦争(死者8000人)、明治に。
南部11州は綿花栽培、英国との貿易で儲ける。北部は綿花加工の工業化を促進、綿花の保護貿易化、北部と南部の対立。
現在に到るまでの世界の金の量はおよそオリンピックプール3杯分、そのうち1杯分が日本産。
メキシコ銀貨1枚と1分銀4枚が等価、1分銀4枚と慶長小判1枚が等価、慶長小判1枚を香港でメキシコ銀貨4枚と等価、4倍に増える。
日米修好通商条約、下田条約で米国と日本の金銀両替相場を固定に。日本国内から1分銀や小判が国外流出、金の含有量を下げた万延小判を鋳造。
日本の黄金はアメリカへ、さらに南北戦争であまった武器は英仏を通して日本に売却。

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2022年11月03日

Posted by ブクログ

DSと中国共産党について知りたくて読書。

「習った歴史と違う」と不満に感じる人もいるかも知れないが、こんな説もありだよねとわくわくしながら読むことができる。

ああ、僕はいかに歴史を1面的で限られた視点でしか認識していないことを実感させられる。確定している歴史的事実は、ごくわずかにしか過ぎないにもかかわらずだ。

もっと歴史を柔軟に謙虚に学んでいかないといけない。

著者のユーチューブ動画「むすび大学」を見るとより理解を深められる。

中国や日本の今後について知りたい人は、最終第4章から先に読むと良いかもしれない。

さて、中国が短期間で富を築いた錬金術の実態を知ると、国際社会は、中国共産党の野望と暴走を止めることができるのだろうか不安を覚える。

鍵は日本人が目覚めること。

それにしても、おわりにの八幡神宮の話は、今までまったく知らずに生きてきた。

もっと我々日本の歴史を学び直して、日本をかっこ良く、国際化の荒波をサーフィンしていきたい。

読書時間:約1時間10分

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2022年01月18日

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