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Posted by ブクログ
なぜ、歴史の教科書はつまらないのか?という、長年の謎が解けたのが大きな収穫でした。笑
学生時代、歴史に興味がないわけではなかったのに教科書がものすんごくつまらなく感じて、結局何も学ぼうとしなかったなぁ・・・という思い出が。
教科書が分かりやすすぎても、先生が教えづらい、というのは納得だった。
話すとき・書くときは因数分解をするといい、という考えもよかった。
本書の例文を読み比べても、全然印象が違っていた。
私自身、知らず知らずのうちにわかりにくく喋ったり書いたりしてないかな・・・とちょっと怖くなった(;^ω^)
大変参考になりました。
Posted by ブクログ
伝える力 2 もっと役立つ! 「話す」「書く」「聞く」技術 (PHPビジネス新書)
2011/12/15
本書で学んだことを当たり前に出来るようにしたい
2011年12月18日記述
池上彰さんの書籍。
伝える力2という題名になっています。
本書はいわゆる実用書のつくり、雰囲気ではありませんでした。
3月の大震災を振り返りつつ原子力用語の解説に苦心し工夫したこと、学べるニュース等で気づいたことを振り返りつつどう相手に表現するかを示しています。
(もちろん学べる点は多いです)
個人的には要点をまとめた欄を作って欲しかった。
まえがきにもあったが、購入者層を幅広く想定したためなのか実用書としての編集の良さが前作に比べなくなっているように感じた。
1と比べ文章全体が詰め詰めになっていて、見やすさが落ちているのは残念
特に重要と思えた指摘は以下の通りです。
・一文は短く、話は具体的にする、固有名詞、数字を活用する、
・業界内用語は外に向かっては使わない → 一般的な言い方に変える
・名称の由来やそもそも話を説明し話しのつかみに使う。
・意識的にゆっくり話す。時にはメリハリをつけて。
・用語で曖昧な点は辞書を引き調べる。
・興味を持つ→調べる→伝える→さらに詳しく知る と言った知の循環をつくる。
上にあげたような、やるべきことを地道に繰り返すことで伝える力は伸びていくと思う。
ざっと読んでみてそれくらい分かっているよという人も多いだろう。
しかし、できているだろうか?
わかっただけでは意味がない。
本書で学んだことを当たり前に出来るようにしたい。
個人的には第一章で紹介していたイギリスのリスク・コミュニケーションの話題を全く知らずにいたので
勉強になった。
他の欧米諸国とは違い主席科学技術顧問の進言に従い判断したキャメロン首相やイギリスの制度には日本も学べる点があるだろう。
Posted by ブクログ
前作に続き非常に学び多き1冊でした。
説明
内容紹介
160万部突破の超ベストセラー『伝える力』の続編がついに登場!
前作のわかりやすさはそのままに、著者がテレビや報道の現場で学んできた「もっと思いが伝わる」話し方、書き方、聞き方を伝授します。
「東日本大震災と伝える力」「総理の演説力」といった最新のトピックスから、「怪しい敬語」「教科書がわかりにくい理由」「ツイッター」「日本語の乱れ」といったテーマまで盛りだくさん。
「心をつかむプレゼンのコツ」「相手の答えが間違っていたら」?など、具体的ノウハウも多数収録しています。
ビジネスマンはもちろん、「夫や子どもに伝わらない」という女性や、生徒への伝え方に悩む先生、国語力を磨きたい学生や高齢者の方まで、幅広く役立ち、楽しめる一冊です。
そして、「実は私も話しベタだった! 」という池上さんの意外な過去の話も……。
あなたも努力次第できっと「伝える力の達人」になれると実感できる一冊です。
内容(「BOOK」データベースより)
超ベストセラー『伝える力』の続編がついに登場!前作のわかりやすさはそのままに、著者がテレビや報道の現場で学んできた「もっと伝わる」話し方、書き方、聞き方を伝授する。「東日本大震災と伝える力」「総理の演説力」から、「怪しい敬語」「教科書がわかりにくい理由」、そして「池上さんの意外な過去」まで様々なトピックスを収録。もちろん、具体的なノウハウも満載の一冊。
著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
池上/彰
1950年、長野県生まれ。ジャーナリスト。慶應義塾大学卒業後、NHKで記者やキャスターを歴任、94年より11年間『週刊こどもニュース』でお父さん役を務める。2005年からフリーランスとして多方面で活躍(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
Posted by ブクログ
池上彰さんのベストセラー「伝える力」の続編…といっても小説ではないので、2から読んでも問題ほぼなし。
ただ、前の本が教科書だとしたら、こっちの方は副読本といった体で、基本や基礎よりもう一歩踏み込んだテクニックや応用シーンなんかが多かったように思う。
特に「日本語の揺れ・崩壊」についてのくだりは、新聞記者、NHKでコメンテーターをやっていた池上さんだからこその危機感だろうなと思う。言葉なんて流行り廃りでどんどん変化していくもの。少々の読み方の変化や意味の変化はあって当然だとしても、なんでもかんでも「かわいい」「ヤバい」「マジマンジ」では言語としてやせ細っていくんじゃないか?そんな危惧は同感。
IT技術・断トツの1位、これら重複表現なんや、とか改めて知ったことも載っていて、勉強になった部分もたくさんある。が、基本的なスキルはやっぱり前作の方が充実。読み順はどっちからでもいいけど、何度も繰り返し確認しておきたいのは前作で、本作は必要な時に時々目を通すぐらいの使い方になるかなと思った。
それにしても池上さん、さすが分かりやすい文章を書くなぁ。あらためて感心した。
Posted by ブクログ
1と内容が「重複」する
知の循環
→自分が興味を持つ→調べる、学ぶ
→誰かに伝える→興味を持って聞いてもらえる
→聞いた人は誰かに伝えたくなる
若者が苦手な事は環境の変化を反映する
→自宅電話をとれない
Posted by ブクログ
購入本
池上氏の本だけあって読みやすい。が番組作りの具体的な方法等の詳細記載が有り、イメージとは少し違う
・野田総理の演説 忘れてはならないものが有ります
3回繰り返し 日本人の誇り高い精神 原子力発電所の復旧をする人々 被災者の故郷への思い 胸を打たれた
いら管と大違い
・声を出す仕事は、腹式呼吸練習はMUST その内声が通るようになる
・まずは相手の息継ぎに合わせる。次第に自分の息継ぎに相手を合わせる様に誘導していく。
Posted by ブクログ
旦那が会社の課題で購入したので読みました。
しかしまあ、さすが旦那。
前回は”相手に「伝わる」話し方”を買ってました。
今回、伝える力2。
何もいえないです。
1を読んでないからって読めない本ではないでした。
相手に「伝わる」話し方は「ふむふむ。なるほどね」と思いながら読めましたが、この伝える力。はちょっと苦痛でした。
私自身、昔のことに興味ないからかもしれませんが、
疑問を投げかけられる→そんなこともわからないのかと言わない→噛み砕いて説明する→自分が成長する
の部分で、わざわざ歴史の話を持っきて、読めない漢字の羅列…。
伝えるにはまず、相手に自分の話の興味を持ってもらわないと楽しくもないということを再確認できました。
どうして今その話なのか、どうして八岐大蛇の話をしようとしたのか。意図がわからないと苦痛です。
また、本書で「具体的に話すぎると結局何が言いたかったのか、相手には伝わらない」ともありました。
まさに、池上さんが言ったことをそのまま返しちゃう本です。
興味持ってないのに具体的に話進められても、池上さんのいう、他の人にも伝えたくなる。とはならないです。
人間、表向きはそうなんですね!ほうほう!と聞くことはありますが、正直に、で、結局何が言いたかったの?とか、その話興味ない。とか言いません。
投げかけられた疑問に対して、どれだけの量の説明を入れるかも、伝える力には必要だと思います。
因数分解はとても共感できました。
私も旦那に話したいことをまず紙に書いて、結局何が言いたいのかを先に考えてから旦那に話をします。
旦那に毎度毎度、「どうせわからないと思って伝えなければ伝える力はつかないし、どう説明すればいいかわからないのなら、どう説明すればわかるかを試行錯誤しないと一生伝える力はつかない」と言っていますが、まあ、会社から出された課題で、惰性でやってるだけなので、今後も伝える力はつかないだろうなあ。と思ってます。
このやり方は納得できた。
でも自分に置き換えるとできない。
っていう人間なのかもしれないです。
これで大卒だからびっくりしたものです。
本書でも学校は暗記だけの教科書で、自分で考える力はつかないってあったので、まさに。と思いました。
国語も、正しい日本語が使えてないのに間違えた文章を解く問題をしたって力はつかない。
間違えた文章を解く問題は、正しい日本語が使えてから。
という部分はとても共感しました。