あらすじ
修道女リアナは、懺悔室で悩みを吐露する貴公子コンラッドに惹かれ、禁断の恋に落ちる。神にすべてを捧げる修道女と、婚約者を決められた皇族。逢瀬を繰り返すも、それは身分違いの恋。身を引こうとしたリアナに、コンラッドは激昂。愛する彼に凌辱されてしまう! 傷つくリアナを追いつめるように彼の婚約者まで現われて……。ハード&スウィートラブ満載の、Eroticファンタジー!
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Posted by ブクログ
古本やさんで見かけて買ったら、前に読んだことのある「プリンセス・リング 皇子と囚われた姫君」の子孫?のお話でした。
主人公の修道女リアナの出生の秘密は、最初に出て来てた数ページでなんとなく予想はできたんですけど、リアナとコンラッドの最初の関係が、媚薬ってのは、ちょっとあっけにとられちゃいました。それまで、懺悔だなんだと結構いい雰囲気だったから、リアナの方がその気で、コンラッドはひきずられてってのは、イマイチな設定でした。
で、コンラッドが王族ってことが分かったあとのエロですが、今回も異物系ありでした。でも、木彫りの女神像はなしでしょう。前回は剣の鞘でしたけど、いくら怒りに我を忘れたっていっても、ちょっとね。
あんなことした割に、次にリアナにあったときは、普通に喜んでるし・・・。
予想のつく展開で、結果はハッピーエンドでしたけど、最後の偽皇女を暴いたあたりから、修道女設定がチラチラしてて、あれはいらなかったように思いました。そこまでいい子にならなくてもいいです。
まあ、突っ込みたくなるところはありましたけど、さくっと読めたし、ものすごく嫌になるのもなかったので、よしとします。