【感想・ネタバレ】太陽神の姫巫女のレビュー

斎王ことり

｢人間の身体がこれほど美しいとは……。おまえは俺だけのもの――」。淫らな手つきで肌に触れ、蕩けるような声で囁く。傲岸不遜にして、黄金のように美しき太陽神イスファーン。花嫁として身も心も捧げることを誓った姫巫女シュエラ。人間に裏切られ、孤独に囚われていた神は、ひとりの姫巫女によって人を愛する事を知った――。人気の少女小説家が放つ、乙女のための新・恋愛神話。

[ブクログ · ★★★★☆]

フツーに面白い。
実はレベル高いティアラ文庫……。
聖なる神殿に足を踏み入れ、姫巫女として仕えることになった女の子。
そして出会った神は変わり者。
――って、まんまアンジェやん！？
こういうお話、好みだなあ。
誰しも女の子は自分が特別な存在でありたいと望むものよね、きっと。

イラストまでアンジェっぽいんだよね。イスファーン様はジュリアスそのものだし、御世話係のニムラはロザリアだし、ガラムはオスカー、王様はアリオスって感じ。

[ブクログ · ★★★☆☆]

小さい頃からの夢だった、姫巫女に選ばれたシュエラですが、あこがれの太陽神はわがまま放題の俺様な性格で、ひっぱりまわされてます。
どうもイスファーンのような、金髪長髪は余り好みでないせいか、どっちかっていうと、ガラムの方が気になってました。

カザルス王も剣だけっていうのが、変態な気配がするし、こんな王や神様に人生預けないといけない国民がちょっと不憫でした。