【感想・ネタバレ】大久保利通のレビュー

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Posted by ブクログ

ネタバレ

大久保利通がどのような人物だったかをインタビュー形式で当時を知る人々へ取材した内容をまとめた本。
大久保利通がなにをしたか、ではなく、どのような人物だったのかが、この本から想像出来、非常に面白い。
この本を読んでわかるのは、「非常に無口」「怖い(喋らない上、威風もあるので、たちが悪い)」「西郷隆盛との関係は凡人には想像できない程、強いもの」といった点だ。そんな中に家族とのふれあいなど、微笑ましいエピソードもある。勿論、亡くなった偉人、しかもその周辺の人々なので、そんな悪いことが書かれることはない。が、実は禿を気にしていたなどといった本人知ったら怒るんじゃないかしら、という細かい話まで満載。

木戸孝允との違い、木戸孝允は議論しながら自分の方針を織り交ぜるに対して、大久保は承認したら口を出さず、ただ責任を取る、という手法。非常に興味深く、どちらが優れているというわけでもないが、性格なのだなと思う

西郷隆盛のことを分かるのは自分だけ、という言葉を子供に残し、それを文章にするつもりだったが、暗殺されてしまった。それを語る次男の姿が目に浮かぶ

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2017年11月25日

Posted by ブクログ

ネタバレ

私が大久保に心臓鷲掴みにされた1冊(笑)。本書は明治43年十月から新聞に連載された、当時存命していた大久保関係者による回顧を復刻、収録し、大久保大好きっ子(笑)の佐々木先生が監修解説を加えたもの。この手軽さ、この値段でこれだけの内容を拝めるとは講談社&佐々木先生さまさまという感じです。大久保ファンには必須アイテムでしょう。

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2012年03月17日

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