【感想・ネタバレ】スモールビジネスの教科書のレビュー

あらすじ

スモールビジネスで労働という名の無限の競争から脱出し、自由な人生を楽しもう!

まずはスモールに、しかし確実に始めなさい!

「ローリスクで月収300万円を実現するための最短のアプローチがここにある」
『金儲けのレシピ』事業家bot氏 推薦

―――――

【本書におけるスモールビジネスの定義】
・年間安定して3000万円以上、自由に使える金を2年以内に創出出来る
・事業価値の最大・最速成長よりも安定着実を重視し関係者に対して利益をもたらす
・売上は100億円以下を目安とする
・オーナーの人生の自由度を重視し自己資本での運営を基本とする

【スモールビジネスが与えてくれるもの】
・安定した高い収入
・充実したプライベート
・共通の価値観を持ち時間・精神に余裕のある友人
・自分ならではの独自性
・追求しがいのある目標
・対人関係のストレスからの解放


<目次>
序章 スモールビジネスの概要
スモールビジネスとは何か

第一章:スモールビジネスの戦略を立案する
戦略構築ステップ1 .自分の経験を振り返り探査領域を定める
戦略ステップ2 .探査領域において儲かっている企業を発見し儲かる手法を知る
戦略ステップ3 .対象顧客セグメントを明確にし、バーニングニーズを発見する
戦略構築ステップ4. 成功している企業の「儲かる手法」を改変しマイナーチェンジコピー品を創出する

第二章 スモールビジネスの戦略を実行する
検討の進め方
事業計画の作成と市場への参入戦略
ラクスル事例から考えるスモールビジネス
代理店と直販の考え方
スモールビジネスを実行する
スモールビジネスその後

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Posted by ブクログ

スタートアップ型の起業ではなく、自己資本型の起業に関心があった自分としてはまさにドンピシャの一冊だった。
内容もスモールビジネスに特化した発想のものが多く、やはり事業を興したいという想いが強くなった。実践編も引き続き読む予定。

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2025年08月25日

Posted by ブクログ

スモールビジネスというタイトルから手に取りました。しかしスモールと言っても、私が個人事業としてやっていこうと考えているビジネスよりは大きな規模での話だなと感じつつ、ビジネスを行っていく上でのマインドとして学ぶことばかりでした。

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2025年06月27日

Posted by ブクログ

burning needsの概念が、レポートのテーマ選びの参考になりました。
本書の本題とはズレますが、IT系コンサルのペーパーによるアナログ業務に対する傲慢さが私の現在関心のあるテーマと重複しており、本書を読んだことによる予想外の収穫となりました。

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2025年06月21日

Posted by ブクログ

本書のスモールビジネスの定義→副業以上、ベンチャー未満。安定着実。イノベーション不要。年商100億円以下、自己資本を基本とし、年3,000万円以上のキャッシュを2年以内に生みだすことを目指す。次世代への継承やスケールを目指さない。

小さく起業する人へ、かなり具体的なステップを紹介してくれている。一方で、起業せずとも既存の小規模企業で何か新規事業の創出を求められている人の役にも立つと思う。
知識としてビジネスを知りたいというだけの人には向かないが、実際にビジネスをやりたいと思う人にはかなり使える本。

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2025年02月04日

Posted by ブクログ

【評価】★★★★★

今大学生で将来漠然と起業したいと思っていたが、

従来の自分の中での起業=何か革新的なアイデアを形にすること(例えばメルカリ)

だと思っていた。しかし、この本はこの考え方を塗り替えさせてくれた。
漠然とアイデアを捻り出すのはギャンブルのようなもので、起業の成功率を上げるには儲けてる会社を徹底的にコピーし、自分の経験領域、得意領域で展開していくことだと分かった。
考え方を変えて、自分の可能性を広げてくれるきっかけになったこの本には感謝しかないです。
ありがとうございます。2度目読みます。

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2024年08月11日

Posted by ブクログ

スモールビジネスを始めたい人に、
おすすめしたい1冊。

AppleやIntelといった巨大企業でも、
突如現れるのではない。

初めは、
スモールビジネスから展開されていくのだ。

企業する=スモールビジネスを始める。

故に、企業を始めたい人は読んで損なし!
教科書を手に取ってほしい。

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2024年07月12日

Posted by ブクログ

組織の属さないフリーランスや個人経営のお店を始めたい方にとっては正にバイブルに成りえる一冊!
スモールビジネスの定義、戦略立案から実行までの詳細が書かれていますので、いかに理解をして実行していくかが大切です。私自身は会社員ですが、著者・武田所長さんの考えは大変参考になりました。感謝!

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2022年11月12日

Posted by ブクログ

ここ直近で読んだ本の中で一番刺さった。抽象的な話ではなく、具体的な戦略や考え方が書かれておりすぐに行動に移せるようになっている。起業と考えるとスタートアップのような華やかなものをイメージするが、果たして起業したいと考える根本的な欲望・原因はスタートアップ向きなのか。人から賞賛もされず、二番煎じなビジネスの方が実はあなたに向いているのではないか。よくよくなぜ自分がビジネスをしたいのかを考えさせられると共に、スモールビジネスの素晴らしさとアンチテーゼが書かれている。

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2022年07月27日

Posted by ブクログ

引くほど面白かった。
スモールビジネスの勝ち筋を体系的にまとめてくれている。何回も読み直して咀嚼し尽くして実行に移していきたい。
今の大企業での事業戦略立案のお仕事と、兼業先でのスモールビジネス運営の経験を通した学びを言語化してくれていた。
特にパートナー戦略の心得とかは刺さりまくった。

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2022年04月24日

Posted by ブクログ

●2025年1月23日、グラ友さんが「webマーケティングやってて本を1年読んでないけど、本の方が結果でるから原点回帰」のようなことを仰って子な本を紹介してた。評価高い。

●2025年5月8日、吉祥寺・外口書店にあった。
400円。

●2025年5月26日、東京大学・書籍部にあった。セッションで寄った日。実践編とセット。

●2025年8月1日、YahooフリマでいいねしてたメンタリストDaiGoの3冊セットが値下げされた通知きて、なんとなくその方のほかの出品物をみたら、この本があった。1,200円。

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2025年05月26日

Posted by ブクログ

副業のススメの延長かと思ったらガッツリとビジネスやる話だった

斬新な手法や他人から尊敬されるようなことを目指してはいけないのはめちゃくちゃ納得
素人考えだとどうしてもそういうものを目指して起業してしまいそう

まずは需要のあるものを真似て、その中で大企業が捨てている部分をケアしてあげるというのが良
大きく稼ぐことを考えないのがコツだと思った

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2024年03月24日

Posted by ブクログ

非常に勉強になる本。
セグメント化が進む社会における勝てるビジネスのあり方として、とても納得感のいく地に足のついた内容だった。
ベンチャー界隈の話については夢物語が語られること自体は特段否定的ではないが、実際の決算書を見ると、甚だ実体経済からはかけ離れている内容に見えてしまう。
その点、実現可能性の高さを担保するために、強みを活用し市場に一部を掠め取るという方法論は、打算的であるが故に強い。
スモールビジネスを始めたくなる本。

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2023年10月20日

Posted by ブクログ

なんか副業を始めてみたいけど、何すればいいか分からない人は多いと思う。本書はそんな人に向けて書かれていてとっつき易く、且つ納得感の高いアドバイスがされていて良い本でした。
簡単に言えば真似で良いということと理解したので、いい真似を出来るように世の中の成功例をチェックしたいです。

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2023年07月23日

Posted by ブクログ

大切なことは奇をてらうことのなく、成功事例のマイナーチェンジで着実に稼ぐこと。
それでいいんだ!と気付かされた。日常生活で自分が好きなサービスや目に留まったビジネスに対しても、自分だったらどうマイナーチェンジするか考えてみるのも良い頭の体操かと思う。

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2022年10月06日

Posted by ブクログ

【家族が暮らせるぐらいならちょうどよい】
考え方としては大企業が行って成功している事業で、市場規模の割には手間暇がかかるセグメントをねらえということです。

どこもまだやっていない何か新しいことを思いついて、これはいけると思っても実際うまく行かないことの方が多い。であればうまくいっていることをパクリ、価格は抑えて小規模で行う方がうまくいく確立が高くなります。

大手が実施していて・・・製造関係はむずかしそうですが、
サービスとなると・・・
うーん・・・

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2022年05月29日

Posted by ブクログ

ビジネスモデルは定番のものを選択、通用する顧客セグメント・コンテンツによる差別化を図る。
スモールビジネスは王道にのみ、勝ち筋がある。
属人性が、大きい

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2022年04月24日

Posted by ブクログ

起業の型には様々あることを知る良い書籍。
私自身も大きな事業を作るというよりも、スモールビジネスを複数展開することを昨今、考えていたこともあり腹落ちする内容だった。

実践編など続編書籍もあるため、そちらも読んだみたい。

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2025年05月12日

Posted by ブクログ

コンパクトにまとめられてて分かりやすかった。同じことを繰り返し伝えているイメージ。でもそれが頭に残るから反復学習みたいで良かった。文字が多めだから、少し読み進めづらい。スモールビジネス自体を知らなかったので、それがどういうものなのか知られて良かった。

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2024年07月18日

Posted by ブクログ

ネタバレ

ビジネススクールの本か、成功者の自叙伝か、どちらも役に立たない。
課題に気づく→解決策を考える→実行する。簡単な課題、実行が簡単なこと、は競合が多い。
自分ができること。属人性があること。
賞賛されないこと=褒められることはみんなが参入する。
すでに市場が存在すること。
ビジネスモデルに差別化を求めるのではなく、顧客、仕入れ先、関連コンテンツに差別化する。顧客セグメントは差別化しやすい。
革新的なことは目指さない。大手が捨てた市場を狙う。
経験の中から事業を探す。
売値は他社との比較が重要。原価は関係ない。
「ラスクル」の例。もとはスモールビジネス。

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2024年03月07日

Posted by ブクログ

事業家botさん推薦の本ということで読んでみたが、内容はスモールビジネスが良いという一点張りで終わってしまった。
スモールビジネスを行ってきた著者が考えるのだから当然な内容だろうと思う。スモールビジネスではないビジネスとの客観的な対比があると尚良し。

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2023年10月11日

Posted by ブクログ

Twitterでよく見かけられる武田所長の著書。

どのようなキャリアか、また現在どのようなビジネスをしているのかは不明であるが、夢見がちな起業家に対して一石を投じる本作。

壮大な夢を描いて派手なレッドオーシャンに飛び込むよりも地味で目立たず、規模としては小さいものの、確実に利益を生むことができる領域でスモールビジネスを立ち上げよ、という主張。

スモールビジネスで成功するためには、そうした市場を見極め、現在儲かっているプレーヤーを徹底的に分析することが必要とされている。その上で、そのプレーヤーの強みをカスタマイズすることにより、最小工数でのビジネス立ち上げを狙える。


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2022年10月05日

Posted by ブクログ

■スモールビジネスの戦略立案骨子
・自分の経験を振り返り探査領域を定める
・探査領域において儲かっている企業を発見し、儲かる手法を知る
・対象顧客セグメントを明確にし、バーニングニーズを発見する
・成功している企業の「儲かる手法」を改変し、マイナーチェンジコピー品を創出して大手が捨てた市場の一部を頂

■用語の整理
・ニーズ:顧客自身が発するサービスに対する要求。バーニングニーズとはその中でも極端に強いものを指す。
・課題:顧客自身がありたい姿と現状の差
・ジョブ:顧客自身が果たす必要のあるタスク
・ペイン:顧客自身が現在のオペレーション・生活中に抱える明確な不満
・欲望:対象顧客が強く望む”ありたい姿”に近づきたい感情
・購買決定要因:顧客がサービスを比較検討する際に重視している観点。価格、耐久性などサービスにより観点は異なる。

■顧客セグメントの選択条件
・顧客セグメント自体が成長している
・投資意欲が旺盛である
・利益率が定常的に高い
・新規参入の人気がない

■戦略の妥当性を確認するためのインタビュー
1.現在はAを解決しているために何をしているか
2.何故その方法を取っているのか(Aを解決する方法は1つだけではない)
3.外部の会社からサービスを購入している場合、何故その会社に決定したのか。どこと何を比較したのか。
4.どのような意思決定プロセスか(特に法人相手にビジネスを行う場合は誰がどこで情報収集し、どう稟議を起案したかを聞こう)。
5.どこのチャネルから購入したか(代理店なのか、直販なのか、何故そのチャネルにしたのか)。
6.導入後の効果はどうか。十分にAを解決できたのか、もしくは部分的な解決に留まっており不満があるのか。
7.現在持っている不満は何か(これを聞く際には自分が持っている仮説をぶつけてみよう)。


 論理というのは、現実世界を戦う武器として非常に頼りないことを重々承知して欲しい。特に論理的思考力が高い人は、論理というものに価値を置き過ぎる傾向がある。

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2022年09月17日

Posted by ブクログ

他社で成功しているという実績が成功可能性の根拠、イノベーションは狙わずに真似して改変して勝負する。
目立とうとか称賛されたいなどの欲を捨てる。地味で誰も参入しようと思わない市場で、あたりまえのことをすることにチャンスがある。

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2022年09月07日

Posted by ブクログ

ネタや商品の作り方ではなく、あくまでそれがある人がそのネタやスキルや商品をビジネスモデルに昇華させるための手順を記した本
 
もう少し具体的にみると
(主に東京で)コンサルや広告代理店に勤めていてある程度スキルを積み上げた人が、toBのビジネスを始めるときの手順
といった感じ

上記の属性に当たらない人やtoB以外のビジネスをやる人は本書の内容をうまく自分の属性や環境に落とし込んで利用する必要があると感じた
どの領域を狙うかなどの考え方はとても参考になると感じた

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2022年07月23日

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