あらすじ
乙女ゲームの悪役令嬢に転生したことに気づいたアリーネは、自分の幸せより、推しであるヒロインを愛でたおすことを決意。推しの幸せを最優先に、美形王子であるアレックスとヒロインをくっつけることに奔走する。陰から見守り、推しの尊い姿に滂沱の涙を流すアリーネにアレックスは――「見ていて飽きない。むしろ、目が離せない」。果たして孤軍奮闘する悪役令嬢の努力は実を結ぶのか!?
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感情タグBEST3
大好きな話(•ө•)♡
定期的に何度も読み返しています。
前世を思い出してからのアリーネが面白い☆
うん。あの褒め讃える言葉は、確かにないよね(^_^;)
そして推しのリネットに対する愛情が素晴らしい!
また、リネットも推すに相応しいくらい、いい子だ。攻略対象ではなく、別の相手を好きになるのも素敵。アリーネ兄ちゃんも、リネットに対しては表情が違うし。いいカップルです。
その兄ちゃんも面白い。契約した闇の使者にそんな名前を付けるって。まあ、闇の使者も対価が可愛らしいんですけどね。
アレックスも、あそこまで変わったら…うん、気になるよね。
後半、押していくところは流石です、殿下!
でも、アレックス側からの話しもほしかったので、★−1。
出来ることなら、もう少し先も読みたかったな。
Posted by ブクログ
推しヒロインのために悪役令嬢的ツンデレ性格を見せつつも彼女を愛でていたら、いつの間にか断罪エンド回避の上に本来の婚約者もゲットしていたという。
転生前の彼女の性格が酷かったから、推しのために生き出した今の彼女を見れば興味も惹かれるだろう。
アレックスの気持ちは分からなくもない。
ただ、彼の気持ちはなかなか届かなかったけれども。
アリーネは自分が悪役令嬢で、彼と結ばれることがないのを承知していたし、寧ろヒロインと彼が結ばれることが幸せだと思っていたから、最初から恋愛対象外。
彼からの好意はまさに青天の霹靂。
本来のルートへ戻そうとする強制力が働く世界かも分からなかったから(結局はなかったけど)慎重にもなる。
彼女が素直になるのは終盤になってからだ。
ヒロインが好きになったのは、そんなアリーネの兄の方。
大の甘党で闇の魔法を使い、闇の者を使役する、なかなか濃いキャラ。
初登場時のインパクトが強すぎて、こちらとしては若干引いていたが、まさか後半こんないいキャラかつ美味しいポジションをゲットしようとは。
アリーネとアレックスより、こちらの二人の行く末の方が気になってしまった。
二人揃って可愛い。
アリーネと一緒に眺めていたい、そんな二人だった。
(アレックスも入れてやってくれ)