あらすじ
常人には安易に手出しできない、土地・建物にまつわる「ブラック案件」。不思議な能力を持ち 先生 と呼ばれるとある設計士の男が、呪詛や霊力がうごめくそれらの、闇に包まれた秘密を解き明かしていく。シリーズ第3巻。
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怖いもの見たさで一気読み
鎮め物に天狗礫(てんぐつぶて)。初めて知る言葉でした。
訳ありのリサイクル砕石あり、特殊な賃貸部屋ありと業界ならではのお話が興味深かったです。
設計士の先生の若いときのエピソードも面白かったです。
怖いもの見たさで最後まで一気に読んでしまいました。
シリーズ3冊目
瑠子さんがいればなんとかなってしまう流れが出来上がってしまい、面白さと怖さがトーンダウンしているように感じました。無理やり瑠子さんを使い事件解決しなくてもいいのでは?後味の悪いオチが付く話の方が、狭い日本の風土を生かしたホラーとしての醍醐味を感じます。3巻目は印象に残る話が無かったです。