あらすじ
★韓国で40万部のベストセラー
★韓国最大オンラインサイトで5年連続スタディ部門売上1位
★学生の98.4%が「勉強をしたくなった」と回答した秘伝の書
韓国は言わずと知れた学歴社会。学歴がその人の人生をほぼ決めるため、大学入試は韓国をあげての一大イベントです。『ずるい暗記術』の講演で韓国に行った時にも感じましたが、勉強熱は日本の比ではありません。
本書は、改訂版を含み、40万部を超えるベストセラーとなりました。 本書のポイントは、テクニカルな部分はあまりなく、心に訴える内容が多いこと。 そして、中高生のバイブルとして、何度も繰り返し読まれる本だということ。独学勉強法のタイプでもあまり類を見ないものです。
そこまで熱狂的にさせたのは、本書が青少年向けの自己啓発エッセイで、「勉強の本質と意味」を伝える本 だからでしょう。著者はどんなにいい勉強法を知っても、国内で最も有名な講師の授業を受けても「勉強しようとする固い意思」と「勉強の楽しさ」を知らないと、成績を上げられないと断言します。
あらゆる「無駄なこと」を日常的にしてきた過去を後悔し、涙ながらに勉強に励んだエピソード、田舎の学校で虫と死闘しながら勉強していた話は10代たちの深い共感を呼んでいます。また、「勉強にいい7つの習慣」「今日一日を最も勉強しやすい日にする秘法」「不満をなくす考え方」など、心の引き締めを助ける有益なコンテンツがあります。ところどころ、いいメッセージがもり込まれており、本書を通して自ら勉強をする理由が見つかるはずです。
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
人生の何かしらの結果に『今』があるとしたら、その『今』を必死に生きずしてどうする?人生とはあっという間だ。感謝してひとつひとつのことを乗り越えて行くべきだ。という筆者の声が聞こえてきそうだ。タイトルが『勉強が面白くなる瞬間』なのだが、『面白く』というより、特に勉強がしたくなかった人間も、この本を読めば勉強がしたくなるのではないか。勉強をしなくてはならないと思っていた人はきっとせずにおられないに変わるのではないのか。筆者のパク・ソンヒョクも良い体験を沢山してきている人なのではないのか。本自体は非常に読みやすくできている。読んで良かったと感じた一冊だった。
Posted by ブクログ
勉強の休み時間に読むとほんとに勉強に取り組もうという気になれて、受験生の時に救われた。感謝しかない本T T
特にインディアンのおじさんの小話が好き
Posted by ブクログ
難しいことは書いてないのでとても読みやすいです。中学生くらいでこの本と出会えたらベストなんじゃないかなぁ?私はもういい大人ですが…それでも忘れないでおきたい部分は多く、自分の毎日の時間の使い方について考え方がガラリと変わりました。
当たり前のことしか書いてないじゃんーって思う人も中にはいるかもだけど、読んで損はしない。
Posted by ブクログ
あら不思議。この本を読むと勉強したいという欲が自然と湧いてくる。
勉強をするためのコツも沢山書いてあって、どれもなるほどね。と参考になる。この本に書いてある勉強のコツを試してみて勉強を苦なものとせず楽しい!やりたいと思えるようになるたい!
とりあえずこの本を呼んだら必ず勉強したくので勉強のやる気がない時に是非。
Posted by ブクログ
これを一年ほど前から読み始めました。これを読んで、勉強が楽しくなりすぎて、この本を読み終わらないまま今に至りました。この本に書かれていることは心の芯まで響いてきます。
Posted by ブクログ
勉強の目的は、魂や心を鍛えることである。まさにその通り。何を学ぶかではなく、どう学ぶか。なんのために学ぶかを考え、それを達成することで心が鍛えられ、自分を信じることができ、自分を好きになれる。筋トレと同じ。そのために夢や目標があったほうがよい。
Posted by ブクログ
若干思ってたのと違ったけど参考にはなった。
成績不振を先生のせいにしないは確かにそうだなっと思いました。結局自分の意思次第ですよね。偉人の名言とか後半の勉強ができなかった人たちのエピソードも良かったです。
Posted by ブクログ
勉強が面白くなる瞬間とはなんだと気になり読みました。
内容は、科学的というよりは儒教的な「教え」的なものが多く書かれていました。
学校では、教えてくれない「なぜ」勉強をする必要があるのかを有名人の名言なども交えており、良かったです。
特に後半の勉強ができない人もいるという視点から捉え方から「なぜ」勉強するのかを考えるとボーッと生きてたらいけないと改めて思いました。
受験の停滞期などにこの本を読むと一皮向けてさらに勉強に集中できると思います。
ただ、横書きだったので文書は少し読みにくかったです。
Posted by ブクログ
勉強をやらないといけないとは分かっていながらも、やる気が出ない。頑張れない。そんな人の背中を押してくれる1冊。
教師として参考になる話が多かった。
・習慣を身につけるには21日
・没頭する
・失敗をミスと認識する
・選択を正解にしていく
著者の熱い気持ちが終始伝わってきました。
Posted by ブクログ
サナギがチョウになる過程で、
チョウは身が裂けるような苦痛を味わう。
さなぎの殻から針の穴ほどの隙間をこじ開けて出てこないといけないから。
この時、かわいそうだからと殻をハサミで切ってやると、そのチョウは一生飛べなくなる。
力なく地面を這い回るしかない。
頑張る過程で体液で羽が濡れ、
そうやって鍛えられた羽だけが空を飛ぶのに耐えられる。
ーーーーー
子どもがいつか苦しい思いをしているときに
話したい内容だと思ったのでメモしておく。
Posted by ブクログ
読んだらすぐ勉強したくなる。
このフレーズに惹かれました。w
中学生当たりがお勧め年齢かな
勝手に夢中になって勉強に取り組めるまでは
ほぼ訓練w 21日ルーティンさせないと!
誘惑を強い心で断ち切って!的に書かれています。
時間をどう使い 心をどう整えるか
を大人でも再確認出来ると思います。
今を大切に使いたい。そう思える。。。。
いえ、そう思おう!と思いました。
この手の本(自己啓発)を沢山読んでいる方が読むと
同じ事、精神論と思うと思います。
Posted by ブクログ
田舎町から名門ソウル大学へ逆転合格した著者の実体験を基にした1冊。したがって、これまで勉強してこなかった中高生をターゲットに書かれている。
私は中高生レベルなのでちょうどよく面白かったが、「いかに没頭して勉強するか」に主眼が置かれているので、隙間時間を縫って勉強したい大人向けではない。
それでも受験大国でベストセラーとなり、海を越えて話題になっている一冊なので、シンプルで普遍的な内容で読みやすい。勉強に対するモチベーションをあげたい方にオススメ。
Posted by ブクログ
自身にもそうだが、子どもたちに
語って聞かせたい言葉が散りばめられていた。
・勉強の本質は「競争」ではなく「成長」にある
・勉強の心臓を全力で走らせる
・自分で自分のことがわかる→人生を成長させる
・いざ勉強をはじめてみると、
浪費した時間が悔やまれる
・勉強は「使うことがあるかどうか」ではなく、
勉強を通して自分が「何を得られるか」を
基準に見るべき
・人生を生きるのに必要な能力を伸ばすために学ぶ
・勉強に当てはまるのは「消耗の法則」ではなく
「頑丈になる法則」
・「できない」のではなく
まだ成果が出るほど「やってない」だけ
・奇跡は試験会場でなく、勉強の過程で起こる
・「競争」に勝つには、
他人との競争(よそ見)をやめること
・限界とは自らの心が作り出した怪物
・「いま、ここ」に錨を下ろす
・「自分が変えられること」に熱中できる目標
こそがよい目標
・「やったことがない」のと「できない」のは違う
・少なくとも100回は挑戦してみて、
それでもダメなら「できない」と言えるかも
・授業は「公演」ではなく
ともに作り上げる「相互作用」である
Posted by ブクログ
青臭い表現もあり読後には気恥しい感じもするがこれが韓流(か?)
評価が難しいけれど10代には絶対オススメの本!勉強するにはもう手遅れですか?手遅れだ!!
Posted by ブクログ
つい見失いがちな身近なものの価値を再認識できるような、ふと両親に感謝を伝えたくなるような1冊だった。
後半は特に、一つ一つが心の奥深くに刺さって考えさせられる話で、読んでいるとなにか行動を起こしたくなってウズウズする、まさに「読んだらすぐ勉強したくなる」本だった
Posted by ブクログ
なぜ勉強するのか、勉強に向かう心の姿勢について。
PART 1
・進度も能力も差がついている自覚。それでも自分を諦めない
・勉強の本質は「競争」ではなく「成長」。最終的に自分が望んでいたものが手に入ったか
PART 2
・自分は自分の人生を世界で一番大事に扱うべき人間
・勉強は「自分の人生を成長させる」自分と一生をともにする「自分自身」をつくる作業
→順位を上げることに気を取られず、勉強を通して自分のどこがよくなるかを意識する
・夢とは、自分が「生きたい姿」
・目標とは、自分が今行動するための具体的な基準
・欲望とは、「運良く手に入ればいいなという漠然とした願い」
→目標型か欲望型か
・孟宗竹の準備。5年根を張り一気に伸びる
・国語、英語、数学等全ての学問は学ぶべき理由がある。「使うことがあるかどうか」ではなく、勉強を通して何が得られるか」
→国語を通じて他人を説得したり自身の思考を明確に整理する「語彙力」「表現力」を、英語を通じて「認知的柔軟性」を、数学を通じて哲学に必要な「記憶力」「論理力」「観察力」「推理力」「想像力」「理解力」「正確性」を身につける
・勉強することは消耗ではなく増強。やる気がないときこそ「絶好のチャンス」
→鳥は風の強い日に巣作りをする
PART 3
・他人と競わず(ただし目標設定、自己理解のための比較は有効)、昨日の自分にあらゆる面で勝つ
・自分の限界、最大値と競う
・他人とは、彼らの人生に対する「態度」を競うことでモチベーターとする
・「いま、ここ」に集中する
・最初の矢には素直に撃たれる。自らが放つ二度目の矢には絶対に撃たれてはならない。
→起きたことで落ち込んだり、習慣を崩したりしない
・21日続けることで習慣化する。
・姿勢を正す。
・なんとなく時間を送るクロノスを過ごすのではなく、明確な精神を持ったカイロスを過ごす。この時間を増やす
・怠惰に陥った場合は「失敗」ではなく試行錯誤の「ミス」として受け止める
◯ルーティン
1 スケジューラー:今日一日で何を勉強するのか計画を立てる
(年1回、月1回の計画からの逆算)
2 タイムシート:自分の時間の使い方の記録、振り返り
3 ストップウォッチ:机に向かって集中した時間
PART 4
・「うまくいかない理由」を考えても意味がない。
→正直に言えばしたくないだけ
・それより「うまくいく方法」を考える
→条件にこだわることをやめ、気持ちを集中させる
◯不平不満をなくす3つの心構え
1.「やったことがない」のと「できない」のは違う
2.「正しい選択」も「誤った選択」も存在しない
→自分に選択が正しくなるようにする過程があるのみ
3.過ぎたことは全てうまくいったことだ
・「勉強しようとしたのに」ではなく、「どうすれば時間をつくれるか」
→不平不満があれば「にもかかわらず」と考える
・先生(他人)のせいにせず、学ぶ姿勢が重要
・誰でも勉強できるわけではない。学ぶことのできる特権の尊さを自覚する
Posted by ブクログ
中年の感想です。エビデンスのある科学的なアプローチを求めていたがその様な内容は書かれていない。ほぼ精神論。中学生の頃の自分には役立っていたかも。本を読める中学生向きといったところ。マンガしか読めなかった自分には厳しいだろな〜
Posted by ブクログ
受験期に読んだが、読みやすくてページ数の割に早く読み終わった。残念ながら受験期のメンタルに大きな影響を及ぼすことはなかったが、この本のおかげで一時的に心が回復した記憶がある。内容としては、前半の実体験に基づくエピソードが衝撃的だった。受験期よりもっと早くこの本に出会えていればよかったと思った。これから大きな受験をすることはないが、単純に話が面白かったのでまた見返したい。
Posted by ブクログ
貸出期限が今日までということもあり、さら〜っと読んだ。
勉強に取り組む姿勢や“あー、勉強かぁ〜”みたいな嫌悪感は、和らいだような気がしてる。
『周りの人と競争するのではなく、過去の自分と競争しよう。
勉強とは、自分を作り上げることであり、自分を完成させようともがくこと
自分が使う時間にどれだけ責任感をもつか。
今日の1日は、あなたの人生を作る貴重な材料。』
たくさん、おっ!と心に響く言葉があったけれど、私は上記『』かな。
受験生とか資格試験勉強中の方の感想も聞いてみたい!
ぜひ、ご一読を!
Posted by ブクログ
中学生、高校生くらいのときに読みたかったな。
社会人でも参考になる内容やけど学生向け。
勉強できることは贅沢だということを改めて思い知らされた。
Posted by ブクログ
勉強する意味をうまく説明できず、読み始めました。
中高生向きだったので、読みやすかったです。
勉強は心でする、というちょっと根性論だなと思うことろはあるけれど、確かに面白いと感じるまでは少し時間がかかり、忍耐力がいるものです。
自分のためにしているという気持ちになれば、やる気も出るのでしょう。なかなかその気持ちにならないから困る…中学生に読んでもらいたい内容だけど、この本を開いてもらうためにはどうしたらいいのかしら…
後半の勉強できなかった人達のエピソードを読むと、この時代の日本に生まれただけでも恵まれたことなんだなと改めて感じました。
Posted by ブクログ
慎独:周囲に誰もいないときも、人前にいる時と同様に気持ちを引き締めないといけない
→自分自身を騙さない正直さと自制心を持つべき
ミケランジェロ
そんな隅っこに苦労して絵を描いて、
どうしようって言うんだ?誰も見やしないぞ?
→僕が見るのさ
勉強とは、自分と一生を共にする自分自身を作る作業
→自分の力で自分という人間の心を成長させていく。人生を生きるのに必要な能力を伸ばす
国語:自分の考えを多彩で豊かなものにする
他人と絶えず意思疎通するため
英語:二つ以上の言語を習得すると
脳内で言語処理速度が向上する
数学:記憶力、論理力、観察力、推理力、が向上
創造力、理解力、正確性の追求
自分の必要な苦労なら、進んで受けてたとう
という態度で全てが変わる
→魔法の杖もランプも、現実にはない
出来ないのではなく、まだ成果が出るほどやっていないだけ
昨日の自分と競争する
自分の最大値(限界)と競争する
クロノス:流れる時間
カイノス:自分の存在の意味を感じる決定的時間
1 スケジューラー 計画を立てる
→目標を立てる。自分の人生との固い約束
2 タイムシート 効率を上げる
→時間の浪費を防ぐ
3 ストップウォッチ 集中時間を見える化する
時間を大切に使う人ほど、
時間がないという言葉を口にしない
うまく行く方法を探す
環境が整っていない、周囲の支えがない、
条件が足りない・・・
でも、うまくいく方法を見つけ出す
→不平不満を断ち切る
やったことがないのとできないのは違う
正しい選択も誤った選択も存在しない
過ぎたことは全てうまく行ったことだ
Posted by ブクログ
勉強する機会があるのは恵まれているということに気づけ。
良い習慣を身に付ける。何かを変えたいなら21日努力して続ければ習慣として身につく。例えば勉強、整理整頓、適度な運動、栄養習慣。
夢とは自分がなりたい職業ではなく、「自分が生きたい姿」
人生における勝負とは「人生の曲がり角でどれだけしっかり踏ん張って立ち上がれるか」で決まる。
勉強するうちに心がだんだんと強くなり、自分の人生も少しずつ成長する。
自分の人生は一度きり。だから自分が自分の人生を1番大切に扱うべき人間だ。
自分自身を騙さない「正直さ」と「自制力」を持つべき
人は自分の知っている語彙の中でのみ、思考することができる。
怠惰から抜け出すには、「失敗」と決めつけないこと。
失敗とすると、無駄な時間を過ごしたことになる。ミスとすると、勉強になる、やり直せばすむことになる。
何となく時間を送るのではなく、明確な精神を持って生きる。だから目標を立てることは大切。
Posted by ブクログ
借りたもの。
「何故勉強をするのか?」――義務教育が始まったばかりの子供の頃、学生になって勉強が苦痛で、思うように結果が出なくてしんどい時に――誰しも疑問に思い音を上げたくなる瞬間が何度も来る。
それをやさしく激励してくれる自己啓発。
勉強が何故大切なのか諭してくれる。
そしてタイトル通り「勉強が面白くなる瞬間」…成功体験、成長の実感がある事を説いている本。
勉強に集中するためのハウツーではなく、心がまえの話。
何となく、学生向けかな?とも思ったが、大人でも興味がわかない分野を学ばなければならない瞬間にぶち当たる事もあるので、その対策としてのマインドフルネスが参考になると思った。
人生で一番後悔していることに関して、様々な世代で共通しているのは「もっと勉強しておけばよかった」。
勉強とは、人生をより豊かに彩ってくれる「知識」と「知恵」を得る体験であること。
それが自分の人生を成長させるものであること。
学生の時分であれば、全ての科目には学ぶだけの理由がある……
全ては一度きりの人生を大事にするために!!
自分が「生きたい姿」が“夢”。
よりよい自分になるために「真剣に叶えようと決めたもの」は大小全て“目標”。
勉強が苦しいのは仕方のない事。
何故なら自己との戦いの連続だから。
他人との競争をやめる。
競争相手は過去の自分、自分の限界。
これらを克服するために必要な事は「集中力」――「いま、ここ」にあること――に重点を置くこと。
それは一時期、ビジネス自己啓発でも話題になったマインドフルネスでもある。
そのための習慣を提案。
1.背筋を伸ばして座る
2.ながら勉強をやめる
3.ノートは「見た目」よりも「中身」
4.「VIP席(教卓に近い前から2列目中央)」をキープする
5.風邪をひかない体を作る
6.休み時間を使ってエネルギーを蓄える
7.机やカバンの状態に気をつける
これらを3週間続ける事(21日の法則)。
「うまくいかない理由」を並べずに「うまくいく方法」を探すこと(p.217)。
そのための「不平不満をなくす3つの心構え」
1.「やったことがない」のと「できない」のは違う
2.「正しい選択」も「誤った選択」も存在しない
3.過ぎたことは全てうまくいったこと
著者はそうして、「どうすれば勉強する時間をつくれるのか」を考えるようになった、との事。
後半は日本よりも強い儒教的な要素が前面にでてきたかな…?と思った。
先生に礼儀を尽くす、親を大切にする……
儒教関係なく、当たり前の事ではあると思いつつ、これを強く語る点で。
成人していなければ親のお金で勉強している…
勉強できるのは「富める者の特権」であること。本当にそれ!!
合間に入っているコラム「Veyond Story」には歴史人物、ピカソのエピソードなども記載。
それらはどんな偉人も自己と向き合う事、日々の勉強・積み重ねによって偉業を成し遂げたことが伺える。
その最後に大邱地下鉄放火事件の犠牲者の母親との最後のやりとりのエピソードが入っていた……心が痛い。人生とは一度きりである事を意識させるメメント・モリなエピソードとはいえ……
Posted by ブクログ
韓国で人気らしい、勉強に関する自己啓発書です
語りかけるテンションに熱があり、松岡修造的なノリがデフォルトでした
著者が田舎出で進学された方だそうです
著者の生存バイアスを正統化したい、よくある自己啓発書でした
日本の学生でもビブリオバトルでも取り上げられていて人気だそうで、子どもなら騙れそうではある、と思いました
引用されるエピソードも、個人由来というより社会構造の問題に依るものもあり(児童労働、徴兵等)、不適だなと思うこともありました
本書の内容を用いて、他社を努力不足と指差す根拠にするなら少し暴力的で、自己の成長に用いるなら啓発的だなと思いました
勉強することに関して、「やっても無駄だ」のような類の負のフィードバックを、今まで受けてきて折れてしまっている人へは、エンパワメントになる啓発的な内容でした
「自分が成長することはない」と暗示が掛かっている若者の心から、ロックを外しするように語りかけていました
勉強する環境、条件が揃っている人向けだと思いました