【感想・ネタバレ】メガネ令嬢は皇帝陛下の愛され花嫁 溺愛シンデレラのススメ♡のレビュー

日車メレ / 八美☆わん

『もっと深く愛せば君はそれに応えてくれるというわけだな?』

捨てられたメガネが結ぶ恋!? 皇帝陛下の寵愛は甘すぎます!

イケメン皇帝陛下×地味なメガネ令嬢

舞踏会の夜、義姉にメガネを捨てられたマーシャは、
目がよく見えない状態で男性に声をかけられた。
後日、メガネを見つけたと城に呼び出されたマーシャは彼の顔を見て驚愕する。
ギディオンと名乗る彼は先頃、即位した皇帝で、かつてマーシャが図書館で正体を知らず心を通わせた青年だった。
「私以外の誰にも触れさせていなかったんだな?」
マーシャの継母により再会を邪魔されていた二人は愛を確かめあい結婚を決意するが!?

[りんご · ★★★★☆]

頭の良いヒロイン

あまりシンデレラではないような…と思ったけど、義母と義姉に粗雑に扱われてるのはシンデレラかもしれない。
ヒロインは読書好きで好奇心旺盛なタイプなので、元気がいいと思いきや、運動神経が残念というステータスを頭脳だけにふりきってしまったタイプ。5代前の皇妃さまの手記を読みそれを活用するシーンが良かった。これぞ頭脳タイプ。ヒロインの父の逸話と弟くんの話も良かった。彼は大物になるなあ。
あと、ヒロインとヒーローの出会いのシーン、すごく好きでした。

＃胸キュン ＃ドキドキハラハラ ＃ドロドロ

[ブクログ · ★★★☆☆]

出会った当初から相思相愛だったのだが、ギディオンの立場的にそのまま想いを遂げることはできず。
多少回り道はしたけれど、彼が皇帝の立場になったことで、既成事実をもって自分の元へ囲い込むことに成功。
勿論、想い合う二人なので合意の上です、ご安心あれ。
ただそのため、マーシャの家が抱えている問題の解決は後回しになってしまった。
もちろん、それは後々マーシャの危機として現れることになるが、それはさておき。

メガネキャラらしく、本による知識が豊富、舌戦でも他の令嬢たちと渡り合える一方でダンスは大の苦手な運動音痴のマーシャ。
弟思いで、しっかり者のマーシャ。
そんな頑張り屋な彼女を甘やかしたくなるギディオンの気持ち、よくよく分かる。
実際にめちゃくちゃ甘やかしますし。
そして、彼女を陥れた者たちは、勿論きっちり皇帝として罰を下す。

義母義姉のやらかした件が、まさかそこからかとびっくりしたが、ちゃんとざまあ展開、そして姉思いの弟の立場もしっかり確保した上でのハッピーエンド。
この弟くんが本当にいい子で……彼も不幸にならず、主役二人も幸せいっぱいで本当によかった。

[サマ · ★★☆☆☆]

期待外れ

はっきり言って期待外れでした。
ヒーローの正体を知らないまま交流を持ち、恋心を抱いたメガネ女子のヒロイン。それから数年後ヒーローと王宮の夜会で再会しその後皇帝だと知りそのままベッドへ。会えないと思っていた人と再会し気持ちが昂りそのままベッドイン。貞操観念が低いヒロインが私には合いませんでした。お互いにこの恋は終わらせようと決心して会わないようにしただけなのに結局再会すると葛藤も何もなくベッドインの溺愛だけでした。ストーリーもほぼやってることが多いです。誘拐とかサラッと終わり黒幕も最初からわかっているほど事件とも呼べないようなものでした。