あらすじ
音は聞こえているのに、その情報を処理する過程に障害があり、うまく聞き取ることができない聴覚情報処理障害(APD:Auditory Processing Disorder)。最近になって知られるようになりました。聞き取りにくいといっても聴覚には異常がないことも多く、本人も原因がわからず困っています。相手の言うことがわからなかったり、聞き取れなかったりすることでコミュニケーションがうまく取れず、人間関係の悩みを抱えてしまうこともあります。
本書は耳鼻咽喉科での診療を行っている医師によるAPDの基礎知識や現在わかっている対処法について、マンガをまじえながら詳しくわかりやすく解説した一冊です。
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
APDをもつ人が日常でどんなことに困っているのか?どんな配慮や声かけが助かるのか?
やさしいイラストと専門的すぎない解説で伝わりやすい本だと思います。
Posted by ブクログ
ノイズキャンセリング機能つきのイヤホンが欲しくなった。
仕事などからのストレスで抑うつ状態になったとき、
複数の音があると集中できず、例えばテレビをつけていると家族との会話内容が理解できなくなり、それに苦しむことを体験した。
本書とは関係ないが「ツレがうつになりまして」でもうつを発症したツレが「耳から入る情報を受け入れられない」といった話があり…
またYou TubeでAPDというものを知り、自分の状態と似ていると気になっていた。(しばらく抑うつ状態全体のことを調べていたためすっかり忘れていた)
読んでみると、本書にもうつや睡眠障害がAPDと関連する可能性があると記載があり、腑に落ちた。
ラジオを聞いたりメモを取るなどのトレーニング法や、
聞き取りやすさ向上の対処法が多くあり、手段を知ることができて心が軽くなった気がする。
和らいだ
ブラウザで読めないという欠点はありましたが、ノイズキャンセラーや転職に繋がりました。もっと早く読みたかったです。
Posted by ブクログ
うつ・適応障害や睡眠障害、聴覚過敏もAPDに関係あると。心理的要因(ストレス、不安が大きい時)や脳梗塞による語ろうという症状の可能性も。子どもの時、たしかに滲出性中耳炎になった・・・!
大学生の時ノートテイクやってたけどな。今は手書きじゃなくてパソコンでやってるんだな。私は手書きの方が見やすいし、打ちやすいし好きだけども。