あらすじ
ライラからの祝福(キス)を巡るカールとアレクの馬追い対決は意外な結末で終わる。
祭りも終わって日常に戻ったライラだったが、本人の意に反して王太子妃候補からは外されない。
そのうちに『花嫁候補を辞退せよ』と書かれた脅迫の手紙までが届くようになるのだった。
そうしたなか、ついに事態は急展開を迎える。
楽しいはずの農作業の最中に、謎の集団から襲撃をうけるライラたち。
この場を救ったカールから、脅迫や襲撃についての意外な事実が告げられる。
それとともに明かされる、花嫁候補選定の真の目的とは?
舞台は王宮へと移り――農業令嬢ライラが社交界に乗り込むことに。
そこでライラを待っている人物とは?
花嫁候補選定から始まった、一連の騒動の結末は?
そしてなにより、気になるカールとの恋の行方は……。
※電子書籍版だけの書き下ろし番外編を収録しています。
感情タグBEST3
タイトル通りなんだけど
タイトル通りです。ですが、もったいない。
もともとの作品の中に転生や前世を入れ込みたくて主人公に夢の中の彼を作ったのか、荘園経営は前世の知恵を強調したかったのか、恋愛要素を補うために「彼」を入れたのか・・・単に上下巻にするには足りなかったのか・・・。
主人公に転生や前世入れなくても、ラノベの短編で十分通じると思います。
転生や前世ありストーリーはよくあるし、なんでのその設定?というのもあります。
でも、この主人公2人ならいらなかったと思う。異世界でも魔法でもなくて、土地や領民を正しく思う領主のストーリー。理想ばかりじゃなくて、お妃選びだって王道なのに・・・もったいない。
事件性も悪くないのに。
転生や前世が嫌いなわけではないです。前世の記憶持ちでバレたくないというわけでもない、続きもない、でどうするの??
読んでいて悪くないけど中途過ぎたので星3です。