荘園経営に夢中なので、花嫁候補からは除外してください（上）

小津カヲル / くろこだわに

男爵家の令嬢・ライラは狭く厳しい自然環境の男爵領で、家族や領民たちと力を合わせ慎ましやかに暮らしていた。
そんなライラの楽しみは土いじりであり、温室をつくり作物の品種改良や栽培に励んでいた。

ところがある日、母方の祖父が有力貴族だということもあり、年頃のライラは王太子妃候補のひとりとして選ばれたことを知らされる。
そうこうするうちに、王子の代わりに王太子妃候補の検分役・カールが男爵領へとやってくるのだった。
王都から来たカールに対し、結婚よりも栽培と男爵領が大切なライラは、王太子妃候補から外されるように領地での令嬢なしからぬ生活を見せる。
しかし意外なことに、農業に理解がある彼は興味を示し、いつしかふたりは打ち解けていく。

ことある事にやってくるカールに対し、自らの気持ちに気づきはじめるライラ。
検分役といえ王子の側近であるカールと、貧乏な男爵家令嬢の自分では釣り合いがとれない。
ライラはカールへの想いを断ち切ろうとするのだけど……。

• カテゴリ: ライトノベル
• ジャンル: 女性向けライトノベル
• 出版社: パルプライド
• 掲載誌・レーベル: エンジェライト文庫
• シリーズ: 荘園経営に夢中なので、花嫁候補からは除外してくださいシリーズ
• 電子版発売日: 2022年03月17日
• コンテンツ形式: EPUB
• サイズ(目安): 3MB

[fufu · ★★★☆☆]

設定に納得いかない

王太子と男爵令嬢の結婚が問題無くて、男爵令嬢と平民の結婚は問題って…
言葉遣いもいい加減だし。
領地の跡取の一人っ子なのに、王太子の結婚相手に選ばれるのもおかしい。
領地の継承をどう考えてるのか…
続きで納得のいく終わり方になるといいけど…