あらすじ
聞き上手で乗り切れるのははじめましてだけ!
人見知りの人も、初対面の会話はできるという人も、こんな理由で「出会ってから2度目の会話が難しい」と感じたことはないでしょうか?
・初対面の会話で「お仕事は?」「お住まいは?」など『情報』について話しがち
・2度目の会話では、前回話題を出し尽くしたので、もう話すことがない
・プライバシーに踏み込んでいいのか、いつも迷って結局やめてしまう
・仲良くなりたいけど、急に向こうから距離を縮められると戸惑ってしまう
・相手がおしゃべりな人なら2度目の会話も困らないけど……
・興味が持てない相手には、そもそも2度も会いたくない
・きっかけがないと話しかけられない
・知ってる人と偶然会うと気まずい
・なかなか深い会話ができない
そんな人は、『2度見知り』さんかもしれません。
この本では、2度見知りさんが持つ苦手をスキル、そして心理面から解きほぐす90の方法を集めました。
仕事の場でも出会いの場でもプライベートでも、この本を読んで関係を深める力をつければ、2度目の会話だけでなく、初対面の会話も大きく変わっていきます。
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Posted by ブクログ
結構実践的かつ、サクサク読めた。
相手に興味を持つ、相手がどう思ったのかなど、その人にしか話せない話を聞くことが重要だと思った。
出来事の詳細を聞いても話す側はきっと楽しくないもんね。
現代社会は会話の中でのタブーが多すぎてしんどいなぁ。
2度目の会話の悩みとしてよくありそうな距離感の話も悩むのめっちゃわかるって感じ。
以下、メモ。
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・面接みたいにならないようにするため、自分のことも話しつつ距離を縮める
・もう思ったかなど相手の内面を聞き出す(相手自身を話題にする)と会話が弾む
・情報ではなくエピソードで話をする
・仕事の時の話のネタは仕事の話題が無難
・会話は感想を混ぜて楽しく話す
・共感できるものだとベター
・ネガティブ(自虐的)な話も冗談を混ぜてユーモアに
・話は何度も練習すると面白くなっていく
・恐れずに何度もチャレンジ
・話しかけない=興味がないと思われる
・天気やカレンダー、ニュースや動物など話のきっかけのネタとして使いやすい
・共感が大切。相手の話したいことを理解してテンポよく盛り上げる。
・リアクションは大きい方が会話が弾む
・相手の話すことを遮らない相槌が大切
・相手の話していることを映像化して楽しむ
こちらの話すことも映像化を意識する
・共感力を高めるためには自分の気持ちをたくさん感じ取ることが大切。
・話の間も大切
・まじですか、やばいですねは軽薄なリアクション
・一気に話をしないことが大切
・途中まで話して相手のリアクションを待ちつつ、会話を盛り上げていく
・映像化できる話し方は、前提を話す重要なところは間を意識するといった工夫がされている
・語尾を伸ばさない、ハキハキ話す
・前フリで期待させる、(女心って難しいものですね…など)
・忙しいですか、よりも、〇〇さんほどの方だとたくさんお仕事がおありなんでしょうが良い。
・相手の話したことは覚えておけ
・相手の仕事に関する情報を得て、話のネタにすると相手の印象に残る。
・人をよく観察して長所や才能にたくさん気づく
・相手のいいところを話題にする
・テニスなど特定のテーマについて話す時、当事者に関わる話題を振ると良い
・相手と別れたら、情報その場でメモするなども2度目の会話に効果的
・〇〇さん、お久しぶりですなどは好印象
・優しさを取り戻して、相手への興味を持つ
・日常で以下の3つを意識するとよい
人と目を合わせる
いい天気だねとこちらからにこやかに話しかける
相手の言葉に肯定的に返事をする
・怒りは人にぶつけない、まぁいいかで誤魔化す
・相手の気持ちに焦点を当てるとよい
・他人と違うところをネタにするとよい
・他人への興味の源泉は自分自身への興味から始める
・2、3度目の会話は深く踏み込む
・相手が口にしないことは触れない
・話したくないことを言われたら、お酒を断る時のようにするとよい
・口にはアドバイスしない方が良い。聞き手に回れ。
・おとなしい人はゆっくり話をすると参加してくれる。
ペースを預ける。
Posted by ブクログ
2度目に会う人との雑談も苦にならない自分にとって、苦手な人へのアドバイスを知りたくて手に取った本。
特に8章「プライバシー問題」、10章「グチの対応」、11章「無口な人と過ごす2度目の会話」は、思った以上に学びがあった。
・情報の会話ではなく、背後にある生活や気持ち(感激したことや後悔したことなど)や人間性に目を向けよう。
・自分を出すとは、ちょっとした気づきや感情の変すおk化を伝えること。
・少し自分の話をしたら、同じ内容で相手に質問してみる
・相手の話に「まずあいづち」で共感を深める。共感力を高めるためには、自分の気持ちをしっかり感じて大切にすること
・相手に映像が浮かぶように、「短く話し、間をうまく使う」が原則。場所と登場人物をしっかりイメージしてもらう。
・直球の質問より(「スポーツをしますか?」)、ゆとりを持たせて質問する(「スポーツが得意なんでしょうねぇ」)