【感想・ネタバレ】ゴールへの道は自分自身で切り拓くものだのレビュー

山瀬功治

『今日が“自分史上最高”』

プロサッカー選手生活23年目を迎えた山瀬功治、初の書籍。
両膝の前十字靭帯断裂や４度の契約満了など、多くの困難から這い上がってきたサッカー人生に迫る。

デビュー以来Jリーグ22年連続ゴールを継続し、40歳になってもピッチで躍動する山瀬功治。
数々のチームで結果を残す男の『自分に限界を作らない思考術』とは？


「不安や迷いは一切なく、怪我をしたことに対して落ち込みもしなかった。
なぜかといえば、サッカーを続けることは僕にとって揺るぎない決定事項だから。」（第１章 困難『負の感情をエネルギーに変える』より）


【目次】
第１章 困難
第２章 原点
第３章 道程
第４章 運命共同体
第５章 可能性


【著者プロフィール】
山瀬功治 （やませ・こうじ）
1981年９月22日北海道札幌市生まれ。
北海高校卒業後、コンサドーレ札幌（現・北海道コンサドーレ札幌）に加入。
2001年にJリーグ新人王（現・ベストヤングプレイヤー賞）を受賞。
2003年に浦和レッズへ移籍。
その後、横浜F・マリノス、川崎フロンターレ、京都サンガF.C.、アビスパ福岡、愛媛FCに所属。2022年１月にレノファ山口FCへ加入。
日本代表として国際Aマッチ13試合に出場し５得点。Jリーグ通算596試合出場92得点。デビュー年からJリーグ22年連続ゴール記録中。（2022年１月現在）

[ブクログ · ★★★★☆]

自分の世代で北海道でサッカーをしてた人なら知らない人はいないくらいの断トツの存在。タイトル通り自ら切り拓いている。連続シーズンゴール記録はどこまでも伸ばしてほしい。

[ブクログ · ★★★☆☆]

40歳になったJリーガーの山瀬功治がこれまでのサッカー人生を振り返って書いた本。マリノスで活躍した時は、まずシュートを狙う、それが出来なければドリブルする、それが出来なければパスをするといったプレースタイルにわくわくした。人柄も好きな選手で、おすすめの飲食店にもよく行った。マリノスの前後の歩みやサッカーに取り組む姿勢が改めてよくわかったが、マリノス時代にドリブラーに転身したことは意外だった。今期から山口のチームに移籍し、Jリーグ23年連続ゴールを達成したが、今後の活躍を楽しみにしている。