【感想・ネタバレ】ヴェネツィアの陰の末裔のレビュー

あらすじ

ベネデットには、11歳で孤児院に拾われるまでの記憶がない。あるのは繰り返し見る両親の死の悪夢だけだ。魔力を発現して以来、彼の護衛剣士に志願した同じ孤児院出身のリザベッタと共にヴェネツィア共和国の魔術師の一員として、陰の世界に生きている。あるとき魔術師たちはハプスブルクの暗殺者による、元首(ドージェ)暗殺計画の情報を掴んだ。計画は未然に防いだが、背後にはベネデットらを巻き込む恐るべき陰謀が……。16世紀、異端と迫害されながらも、列強の権謀術数のただ中に身を置く魔術師の姿を描いた、第5回創元ファンタジイ新人賞佳作作品。/第5回創元ファンタジイ新人賞選評=井辻朱美、乾石智子、三村美衣

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感情タグBEST3

Posted by ブクログ

22/8/5〜23/1/7

腕輪での戦闘システムや、史実にファンタジイを絡めている点などが面白いものの、ストーリーが単調に感じられて読み進めにくかった。

なかなか気持ちが乗らず、間を空けてやっと読み終えたが、結末も小さくまとまっていてちょっとあっけないように感じた。

十字軍あたりの西洋史に詳しかったらもっと楽しめたのかも。

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2023年01月07日

Posted by ブクログ

ベネデットとリザベッタ、ヴェネツィアに仕える魔術師と護衛剣士。16世紀の権謀術数蠢く都市国家で、失った過去の記憶を探しながら陰の仕事をしていく彼らはどんな気持ちでいたのだろう。未来に夢を持つことがあったのだろうか

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2022年06月21日

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