【感想・ネタバレ】エンタングル:ガールのレビュー

あらすじ

映画監督を志す守凪了子(カミナギリヨーコ)は舞浜南高校に進学し、憧れの映画研究部に入部する。仲間たちとともに、AIを駆使した長編映画を製作し、コンテストに応募するのだ。作品提出期限は夏休み最終日。だが、撮影を続けるなかで、了子たちはあちこちで奇妙な齟齬に出会う。それはこの高校だけでなく、舞浜という街自体に隠された〈世界のほころび〉だった――。新進気鋭のハードSF作家が新たな着想で綴るゼロ年代最高の本格SFアニメ『ゼーガペイン』の語られざるエピソード。巻末に文庫版ボーナストラックを加えた。/【目次】プロローグ/第一章 なぜ守凪了子(カミナギリヨーコ)は映画監督になれないのか/第二章 ホログラフィック・ノイズ/第三章 守凪組/第四章 n番目の祝祭/第五章 ダークディスク/第六章 シェルタリング・サマー/第七章 からまる夏の守凪了子/第八章 エントロピック・アシンメトリ/第九章 舞浜南高校映画研究部/第十章 オケアノス――世界の海/第十一章 夏を継ぐもの/第十二章 831/エピローグ/ポストクレジットシーン ホロニックワールド・エンタングルメント/単行本版あとがき/文庫版あとがき/解説=花澤香菜

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Posted by ブクログ

『ゼーガペイン』を元にしたSF。帯にある通りゼーガペイン未履修でも分かる内容で、かつゼーガペイン本作への手引きとしても優秀。文体はかなり写実的で硬質なハードSFの雰囲気には合っているものの、やや写実的すぎるきらいもありここは好みが分かれる所。特に肝である世界の謎の衝撃は大きく、また夏休みの映画作りという青春エモ指数の高いシチュエーションだけに、この淡々とした筆運びにやや物足りなさを感じる部分もある。しかしながらアニメキャラクターの浮ついた印象がいい具合に馴染んでいるともいえるし、逆にライトノベルやアニメ原作の軽薄さが苦手な人にはスッと入りやすく、そういう意味ではバランスの良いノベライズであると言えるだろう。

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2022年12月13日

Posted by ブクログ

 SFロボットアニメ<ゼーガペイン>のサイドストーリー。透明な光装甲を持つホロニックローダー、量子サーバー、幻体、VR等々のSF味あふれるガジェットが好きだった。

 本作はアニメを見ていた人には、すんなりと作中に入っていけると思う。しかし、何の予備知識も持っていない人が読んだら ??? かもしれない。青春小説として読めなくはないが。
 ところで、この話はアニメの直前か間近のループと理解して良いのかな。

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2022年07月17日

Posted by ブクログ

『ゼーガペイン』は見ていないがそれなりに楽しめた。
ループものはいろいろあるのでもう少し工夫があればよかったかな。
『ゼーガペイン』のスピンオフというのはあるにせよ。

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2022年05月02日

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