【感想・ネタバレ】教養としての写真全史のレビュー

あらすじ

21世紀に入って、写真のもつ意味と役割は劇的に変わった。スマートフォンが普及し、誰もが気軽に写真を撮ってSNSにUPするようになったからだ。だがこれまでも、機材やメディアの変化とともに写真の役割は常に変化してきた。単なる記録の手段として始まった写真が、次第に報道・広告・表現などへとその役割を広げていき、やがて芸術の一ジャンルとして確固たる地位を築くまでの道筋をたどる。歴史を知り、写真を読み解くリテラシーを身につけるための一冊。

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Posted by ブクログ

写真を学ぶ学生向けの本なので、写真の歴史が当時の社会現象を絡めてまとめられており、学生時代に暗室での作業をマスターし白黒写真を撮っていたので、非常に楽しく読めた.80年代までの話題では出てくる作家の名前に記憶のあるものが多かったが、古い時代や90年以降になると知らないものだらけだ.ただ、掲載されている写真には見た記憶のあるものばかりで面白かった.スマホ時代で膨大な量の映像が氾濫しているが、芸術としての写真の動向には注目するべきだと思った.

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2022年02月16日

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