感情タグBEST3
鳥居みゆきってほんとにあの鳥居みゆき?!
私はヒットエンドラーンのイメージしかなくて、芸をそんなに知らないけど、彼女の中にこんな世界観が出来上がってる思うとぞっとしない。
本当に不思議な世界観で集中してすぐ読み終わってしまう。どんどん入り込むと戻れないような恐怖とでもその先を見たい、理解したいという...続きを読む気持ちとが入り混じりました。
怖い本ではないけどこわい。
登場人物の関連性を把握することに時間がかかりました(把握しても、読み進めると忘れてしまう)が、各章の繋がり方が面白かったです。
また、日常生活の中で起きている様々な出来事について、思考したくなるような物語でした。
Posted by ブクログ 2013年05月12日
ザワっとする表現もあり、プププと笑える箇所もあり、これまともに捉えなくってもよいかなってお気軽な所もあり、鳥居みゆきさんらしい楽しめる一冊でした☆
Posted by ブクログ 2013年02月01日
詩の如き編、連歌の如き編、一人芝居が目に浮かぶ編などバラエティに富んだ短編集。新書の発売日に新宿で見かけたことを思い出しました。読む時は、一人、ゆっくり、静かな場所で。
Posted by ブクログ 2014年10月31日
ブレインストーミング的に自由で壊れた想像を彼女らしい言葉で紡いでいくような感覚に感じるんですけれど、その、表面には出てこない深いところには、ちゃんと彼女なりのしっかりした計算があるんだろうなぁと、解説も読んでそう思いました。計算というか様式美を持っているんじゃないかって気になりました。そして、ぎりぎ...続きを読むりの精神で、それは病むか病まないかを意識していて、そういう「場」から物語を作っています。そこには彼女の挑戦があるのか、精神を病むことの怖れがあるのかはわかりませんが、彼女の芸風としてそういうのを扱っているようです。