【感想・ネタバレ】蒼き海の伝説〈新装版〉のレビュー

あらすじ

足摺岬で若い女性の腐乱死体が発見された。東京ではタクシー運転手の妻が四歳の息子を道連れに無理心中を遂げた。子宮手術の医療ミスを訴えている最中の出来事だ。交通事故を起こした夫も、同じ執刀医によって右腕を切断される。そして今度はその医師が謎の墜落死。一見脈絡のない事件が、恐るべき陰謀のもとに繋がっていたのだ。長篇ミステリー。

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Posted by ブクログ

生きる ということを拒絶した人々の話。

瀬田 という人物は 生きる ことは
権威 になることだと思っている。
あとは、生きることに 閉ざされた人々であり
なにゆえ 閉ざされているのか 不明に近い
状況である。

作者は そのことを物語にするが、
生きることを閉ざしているのは、精神である
といっているが、その一言で片付けられない問題だ。

時々 安易なシーンがでてくるが、テレビ化を
予定して書かれている。そんなところに 
この本の 位置をひくめている。

医学を目指す人々のひとかけらも存在しないような
医療そのものの腐敗にメスを入れたあるようだが
批判し、暴露するが 解決の糸口はみいだせない。

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2013年04月16日

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