【感想・ネタバレ】心が楽になる 茂木式マインドフルネスのレビュー

あらすじ

では何が幸福に関係するのかといえば、心理的な要因ということになります。(中略)一言で言うと自分自身を受け入れ、「今、ここ」を楽しむことです。(「はじめに」より)

一向に収束しそうにないコロナウイルスの感染拡大、将来の不安、SNSから流れてくる膨大な情報……私たちは日々、いろいろなことに気を揉み、目の前のことに集中できずにいます。

ハーバード大学の研究によると、私たちは起きている時間の47%もの時間をこうした「マインドワンダリング」(=心がさまよう)な状態で過ごしているそうです。

しかし気が散って頭の中がごちゃごちゃした「マインドワンダリング」な状態では、幸福を感じることができません。

そこで本書が提案するのが茂木式 マインドフルネスです。

本書では、マインドフルネスとは何か、どのようにして行えばいいのかといったことを、脳科学者の茂木健一郎が丁寧に解説します。

第1章 マインドフルネスの本質
第2章 マインドフルネスがもたらしてくれるもの
第3章 マインドフルネスで脳とカラダはどう変わるのか?
第4章 実践! 茂木式マインドフルネス
第5章 人生が変わるマインドフルネス

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Posted by ブクログ

著者の作品が好きでよく読む。
言葉を大切にする文章と優しい語り口が何回読んでも、くどさを感じない。
現実的に取り組めそうなことが、まず目次で目に入り、わかりやすく書かれている。
主なポイント
①瞑想…呼吸に意識を集中させる
②歩く…1日40分 
③「今、ここで」やるべきことに集中する。
「瞑想」も「歩行」も失われた海馬の容積が平均2%増えるとのこと。
マインドフルネスで脳を整理することは今、ここを楽しむことに繋がる。
ポジティブシンキングは続かない、やる気があろうが、なかろうが、とにかく続けること。

同じようなことを書いてある本は多くあるが、意識付けに役に立つ。
何かに不安を感じたり、コップの水があふれそうな気持になったときに読むと気持ちが整理される本。

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2022年04月22日

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