【感想・ネタバレ】だまされたらあかん 保険の裏カラクリのレビュー

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Posted by ブクログ 2010年10月31日

●私たち自身が目的意識をもってイデオロギーを育てていかなければならない。「貧乏人がバカを見る」社会なのだとしたら、それは私たち自身が変えていかなければならない
●「おかしい」「だまされた」と思うなら、保険の機構や仕組みをしっかり知り、見直さなければ何も始まらない
●生保の基本スタイル
 ①死亡保険:...続きを読む被保険者が死亡あるいは高度障害になった場合のみ保険金が支払われる。定期保険、終身保険、定期付終身保険など
 ②生存保険:契約後一定期間が満了し被保険者が生存していた場合に支払われる。個人年金保険、こども保険など
 ③生死混合保険:死亡保険と生存保険を組み合わせた保険。養老保険など
●イメージなんて幻。そんなもの自体を信用することが間違っている
●この国はまがりなりにも資本主義。自分のケツは自分で拭かないといけない
●高額医療補助:入院費、治療費が月初から月末までに6万数千円を超えた場合、社会保険事務所に申請すれば差額が返ってくる制度
●FP:ファイナンシャル・プランナー
●MDRT:ミリオン・ダラー・ラウンド・テーブル(100万ドル円卓会議)世界中の優秀な生保営業職員が登録
●ソルベンシー・マージン比率
●企業の国籍、売り方のスタイルなんてどうでもいい。きちんとした営業から保険に入らなアカン
●「まずはワシの話を聞けや」自分の人生設計や人生観を語ってから、僕に合った保険ある?と聞いても棒読み台本のセールストークを話し始める営業マンは叩き返せばいい
●あまりにも専門用語を多用する営業マンも気をつける。専門用語で煙に巻こうとしている
●生保の営業にあったら攻めて攻めて攻めまくる。営業と友達になる必要はない。営業を使って己の保険知識を高める
●保険の予定利率はここ20年で下がり続けている。01年4月以降は1.5%~1.65%になっている
●定期+終身の組み合わせの保険に入っている生保営業は1人もいない!
●全期型:入ったときから一定額の保険料を納める全期型
●更新型:10年とか15年で保険料の更新をしていく。更新のたびに保険料が高くなっていく。更新型やったらエライこと
●定期付終身保険と更新型保険をバンバン売れ!
●満期までに累計でいくら支払うのかキチンと確認する。特に全期型と更新型の場合
●逆ザヤで経営が逼迫している保険会社の目標:予定利率の高い加入者を減らし、低い加入者を増やすこと
●サービスは無料じゃない。価値があるから有料が当然=無料のサービスなんていらない
●保険は損得勘定じゃない。損得を考えて右往左往するから保険会社はつけあがる
●「外資なら安心」「ソルベンジャー・マージン比率が高いから大丈夫」「格付けが高いから大丈夫」・・・誤った新常識
●自分の身は自分で守れ。自分の不安は自分で埋めろ。これが原則

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Posted by ブクログ 2013年09月21日

 保険のオバチャンといえば胡散臭さ100%であり、保険のお姉さんは100%バツ1で子持ちという設定が思い浮かぶのだ。加入した保険の担当者はくるくる替わり、保険の内容も不確かで、新しい保険の加入ばかりを煽られたおぼえがある。わたしは数年前に1ヵ月の入院で100万円を手にした経験がある。それも入院数日前...続きを読むに加入した保険だったので掛け金などは数千円、とてもラッキーであった。

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Posted by ブクログ 2012年10月10日

青木雄二が肺癌で死ぬ1年前の著作。自分が癌になったこともあっての著作のようです。保険業界の仕組みとか、そもそも保険には何があるか、保険に入るってどういうことか、ということが説明されています。何も考えずに保険に入っている大多数の日本人には保険を考えなおすキッカケに良いかと思う。でも、タイトルで期待する...続きを読むような具体的な保険の話はほとんど無い。資本主義社会なんだから、自分でしっかりよく考えて必要な保険に入らなあかん、信用できる営業の人間を探せ、というまぁ当たり前のアドバイスがあるだけ。

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Posted by ブクログ 2009年10月04日

備忘録:2006年6月14日読。
ざっと流し読んだので、しっかり自分のものにできていない感もある。
青木氏の基本的な主張は「保険は自分の安心のために入るのだから損得で考えるな」、「保険会社はあくまで利益を得ることを至上にしているので、あえて保険商品は非常にわかり辛く作られている。そしてその商品を売る...続きを読むセールスマンも巧みであり非常に狡猾である。しかしそれにまんまと騙されてはいけない、常に自分で冷静に吟味する姿勢が大切である」ということが一貫して貫かれている。全編で色々な面から保険に関することの警鐘鳴らしているが、最後には保険を選ぶポイントで営業マン「人」を挙げているのが面白い。P189“あくまで「人」にこだわるべき。売っている保険商品は元を正せばみなおなじなんやで”
この本が書かれたのは2002年6月だが、昨今の明治安田生命や損害保険ジャパンなどの業務停止処分を受けるまでの顧客への欺きを考えれば、主張されていることが全くもって古く感じないのが何とも悲しかった。

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