あらすじ
「男なのに胸がふくらみはじめた――!?」
ある日、自分の身体に異変を感じ始めた小学生の潮類（うしおるい）。
同級生男子からはからかいの対象になり、母親をはじめ家族にも「普通ではない」ことを指摘され、男らしくなれない自分は存在自体を認めてもらえていないことにショックを受ける。
成長するにつれ、違和感は次第に劣等感に変わっていき、みんなと同じになりたいと願う類はわざと男らしく振る舞うようになる。
しかし、外見に現れる顕著な変化に類自身も戸惑うようになって……!?
――曖昧な「性」に翻弄される、類の葛藤と成長、そしてそれに伴う家族・社会との向き合い方を描くヒューマン・ドラマ!!
感情タグBEST3
匿名
ジェンダー
男らしさとは何なのか、女らしさとは何なのか、ということを問いかけてくるような作品だとおもいます。ジェンダーについて、かんがえさせられるような作品だとおもいます。
切ない物語
男とは、女とは、性別とは何か。
本人も、家族も、友達も、傷つき苦しみ生きようとする物語。
非常にデリケートで重たい話を丁寧に描いてます。
無料サイトでも途中まで読めます
私も最初は無料サイト読者から購入しました。
性の多様化と時代は変わりつつLGBTQ がニュースの話題に出る事は多く見かけるようになったけど〈IS〉 ってまだまだ未知に近いと思う
昔から〈半陰陽〉とか物語の中で語られる事はあってもフィクションの範疇
現実に取材を重ね、マンガという解りやすい媒体で当事者の悩みや苦しみを紹介しています。
是非、多くの方に読んで欲しい作品です
匿名
性別とは
主人公の潮類（うしおるい）は半年前に母親の地元に引っ越してきた男の子。
しかし少し前から胸が膨らみ始める身体の異変を感じていたことや、外見上から他の男子に執拗にいじめを受けたりしていた。
そんな彼を友達のツヨシが助けたりかばってくれたりしている。
類は姉の趣味の少女漫画を読んだりメイクの練習台になったりしているのが楽しいと思うがツヨシはそんな彼に対してそれだからあんな対応されるのだと心配している。
類を心配しているのはツヨシだけでなく母親や祖父母もだった。
まるで母親の教育が悪いかのように言われているなかでぬいぐるみや少女漫画を好きな自分が異常なのではないかと思ってしまう。
しかも母親のパソコンの検索画面が男の子の普通の成長に関することについてだったことが決定打になり類は長めだった髪を短く切り粗暴な言動をするように心がける。
しかし他の男子に服を脱がされそうになり窮地に陥った時に窓ガラスを割り相手に危害を加えそうになる。
親や教師には怒られるが祖父にはその行動を褒められて男として認められた気がするのだった。
しかし中学生三年生になっても二次性徴が来ないことに焦りを感じていた類は自宅にある母親の持ち物であろう書類に書かれている内容に衝撃を受けてしまう……。
類の自分という存在に対するぐちゃぐちゃな感情が読んでいるこちらにまで伝わってくる作品だった。
イライラした
どの漫画にも言える事だけど、
聞かれたくない相手が同じ屋根の下にいる場合
もう少しバレないように話せよ
病院なら戻ってくるリスク考えて鍵かけるだろ
この漫画に出てくる大人の配慮のなさというか
思慮の浅さにイライラした1巻でした。
シリーズ作品レビュー
