あらすじ 彼女は鞄を作る父の背中が好きだった。だだだ、だだだ、というミシンの音が「父の音」だった。やがて、家庭に安住できない父は家を出、亡くなった。大人になり、息子をもうけた彼女には既に母もなく、どこかで暮らす同じ「掌(てのひら)」をした異母兄だけがいた……。やがて、彼女は父と同じ鞄作りを始める――。家族、愛、人生の意味を問う第6回小説新潮長篇新人賞受賞作。 ...続きを読む \ レビュー投稿でポイントプレゼント / ※購入済みの作品が対象となります レビューを書く 感情タグBEST3 #ほのぼの #ドキドキハラハラ #泣ける すべてのレビュー ネタバレのみ ネタバレはありません。 鞄屋の娘の作品詳細に戻る 「小説」ランキング 「小説」ランキングの一覧へ