【感想・ネタバレ】僕の狂ったフェミ彼女のレビュー

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Posted by ブクログ

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とある作家さんのサイン会で、元パートナーから「日本では男尊女卑はなくならないよ」と言われ、ブチギレたら振られたという相談をしたら、おすすめしてもらった一冊。

元パートナーが発していた言葉と、本書のキム・スンジュンが発する言葉、とても似ていて、当時の「お互いの見えている世界の違い」を思い出した。読んでてちょっぴりしんどかった。

私は、本書の彼女のように、堕胎罪反対のデモで殴られても声を上げ続ける強さはない。彼女のように自分より立場が上の人の性加害を告発できるほどの勇気もない。だけど、自分にできる範囲のことをコツコツと積み重ねて、誰かと連帯して、少しずつでも社会を変えていける人になりたいナ。

最後、中絶が合法化されているアイルランドへ颯爽と旅立っていく彼女、かっこよかった。

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2023年12月13日

Posted by ブクログ

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特にフェミニズムについて考えたこともなかったけど、インパクトあるタイトルに惹かれて読んでみたんだけど、私ってもしかしてフェミなのかなって思った。もしくは作中の男性陣が極端にミソジニーなのか。終始スンジュンにイライラした。私も結婚はしたくないし干渉されたり心配されるのも好きじゃないし、かと言って性被害にあってもいいかと言ったら全く持って嫌だしそんな世の中クソだと思う側の人間。何でもかんでも自分の都合のいいように、いつか彼女が変わると思って特に我慢も寄り添いもできてないくせに僕は頑張っているだとかなんでわかってくれないんだってあたかも悲劇のヒロインのような思考の男性ほんっとうざい。あぁ〜イライラする呆れる!!!って思った。韓国ってこんなミソジニーな男で溢れてるの???ってこれは流石に本に囚われすぎているかな。セクハラ、パワハラ、モラハラ、全部許さない!!!!!

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2023年05月15日

Posted by ブクログ

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かつて大好きだった彼女が別れてから四年の時を経てフェミニストになり、デモに参加していたところでばったり再会するところから始まる。

主人公の男の子は悪気なく、極一般的な考え方として男尊女卑に染まっており、彼女を脱フェミさせてあげようと奮闘する。

フェミニストに詳しくない、彼女らは何を訴えたいのか?この社会になんの不満があるのか、と考えている人には主人公に感情移入しやすく、彼女に襲いかかる不条理にも気付ける一冊ではないだろうか。

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2023年03月12日

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