【感想・ネタバレ】和らぎの国 小説・推古天皇のレビュー

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ネタバレ

Posted by ブクログ 2022年03月17日

歴史小説が好き、しかもこの時代!
古代の歴史でまず思い出すのが永井路子さんの本、あれこれ。
また別な角度からの本もあったし、コミックもあったし~
とにかくワクワクが止まらない古代史。
歴史小説。

この本もまた、新解釈で小説として読むのでしたら、手に汗握る場面もあり、本の世界にどっぷり沈み込める!
...続きを読む史実がどうのより、楽しい読書としておすすめです。

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ネタバレ

Posted by ブクログ 2022年03月08日

推古天皇が天真爛漫、よく笑う素敵な人。戦闘シーンの迫力が凄いです。
小野妹子の皇帝謁見のシーンは緊迫しているのにコミカルで笑ってしまいました。

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Posted by ブクログ 2022年05月15日

■飛鳥時代を小説として読むことは難しい。文献が少なく、欠けた時間を想像で埋め合わせる。人の名前が現代から見るとかなり違っているし、平安時代以降の人名とも異なる。正確性を期すためだと思うが、「推古天皇」「聖徳太子」の名前で語られていない。更に文章が硬い。講談本のような気楽さで読むことはできない。
■「...続きを読む和をもって貴しと為す」と日本史で学んでいたが、本書では和を「やわらぎ」と解釈している。詳しくは本書に譲るとして、推古天皇、聖徳太子の事績は344ページに凝縮されて書かれている。また、蘇我馬子と蝦夷の関係なども別ページに書かれている。
■小説推古天皇と言いながら、聖徳太子の功績の記載にかなり割かれている。聖徳太子没後1400年でその前半生がかなり武闘派な側面もあったことが注目されるが、後半生は推古天皇、蘇我馬子と共に日本国の礎を築いた政治力はやはりかなりのものであったろう。また、百戦錬磨の蘇我馬子をも使いこなした推古天皇も器量の大きな人物であったろう。面白かった。

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