あらすじ
「コロナ禍でも売れる商品は何か?」。ビジネスにおける需要予測はこれまで、商品の製造やその原料、材料の手配(調達)、それを小売店や消費者へ運ぶ物流(ロジスティクス)といった企業のサプライチェーンのトリガーとして認識されてきた。だが、これからはAIを活用しながら、「人間の感覚」を掛け合わせて需要を「創造」することも可能に。そのためには、商品供給だけでなく市場に近いマーケティングや営業、さらに経営管理やファイナンス部門の担当者も需要予測の知識を持つ必要がある。本書はそうしたニーズに応える最先端スキルをわかりやすく解説する実践入門書。
...続きを読む感情タグBEST3
Posted by ブクログ
実務的な内容というよりは、需要予測をする上でのマインドセットや、近い未来に求められる新たな需要予測スキルについて記載されており、専門的知識を持っていない自分でも面白く読めた。
読む人にわかりやすく工夫されている点が非常に好感を持った。
Posted by ブクログ
本書は、山口さんか入門編で書いたものです。予測は当たらないと思考停止になりがちですが、最近の統計とIT技術の進化で可能性がいろいろありそうです。
Posted by ブクログ
需要予測の基礎的な部分から応用的な部分までサッと学べます。
逆にいえば、需要予測について勉強していて、もう少し深く知りたい人では物足りないかもしれません。
まだまだ新卒2年目のひよっこですが、会社内から見える市場ってこんなにも複雑なんだと日々実感してます。需要予測をしっかりと考えるようになったのも最近です。
まずはマインドや基礎を学びたいと思い拝読しました。
目的としては「調達から製造、在庫、販売までの流れの中でギャップを作らない。そのために全ての部門で共通する市場の動きを可視化したものが必要。それが需要予測。それを元に意思決定を行う。」
この需要予測が誰も信じていない、納得のいかないものであれば、各部門の目標も異なってきてしまう。
特に予測が難しい時代だからこそ、納得のいくように人を動かすこと、また市場の動きに対していち早く動けるようにモニタリングすることの大切さを学んだ。