あらすじ
おふくろ、面と向かって言わないと、わからないよ。親子であって親子でないような、すれ違っているようですれ違っていないような、おふくろとの関係。ABCラジオの人気パーソナリティが初めて綴った少年時代と母のこと。著者とその母と長年共に暮らした著者の家族による「義母チヨネさんのこと」「祖母と父の光景」を収録。「ご苦労様でした。ありがとう。しんどかったな」生きている間に言えたら良かった。感涙必至の書下ろし。
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Posted by ブクログ
『次郎物語』のような、懐かしさ満点の、昭和の少年期の物語。
これほどまでに切なく、大切な物語は他にないのではないか。
中身は実話と思われるが、物語としての質が高く、感動する。
Posted by ブクログ
ラジオのパーソナリティーをしている著者は幼少期は母との距離が上手く取れていなかったという。大人になり親になった頃にようやく息子としてコミュニケーションが取れるようになった。92歳で亡くなったお母さんに向けてのメッセージが綴られていた。