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おふくろ、面と向かって言わないと、わからないよ。親子であって親子でないような、すれ違っているようですれ違っていないような、おふくろとの関係。ABCラジオの人気パーソナリティが初めて綴った少年時代と母のこと。著者とその母と長年共に暮らした著者の家族による「義母チヨネさんのこと」「祖母と父の光景」を収録。「ご苦労様でした。ありがとう。しんどかったな」生きている間に言えたら良かった。感涙必至の書下ろし。
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Posted by ブクログ
『次郎物語』のような、懐かしさ満点の、昭和の少年期の物語。 これほどまでに切なく、大切な物語は他にないのではないか。 中身は実話と思われるが、物語としての質が高く、感動する。
ラジオのパーソナリティーをしている著者は幼少期は母との距離が上手く取れていなかったという。大人になり親になった頃にようやく息子としてコミュニケーションが取れるようになった。92歳で亡くなったお母さんに向けてのメッセージが綴られていた。
2021年9月に倒れ、今現在、リハビリに励んでおられる、道上洋三さん。 複雑な家庭に育ち、母親には「親子であって親子でない。すれ違っているようで、すれ違っていない」 そんな感情を抱きながら、自身は、挫折を繰り返し、92才で亡くなった母親を見送り、ようやく、母親と認めることができた。 「おはようパ...続きを読むーソナリティ道上洋三です」 昭和52年3月28日の早朝に聞こえてきた声は、今でも、鮮やかに、耳に残っている。 一日も早い復帰を望んで止まない。
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